3Dプリンターを使ってみよう

3Dプリンターを使ってみよう

むしゅ
むしゅ (ID105) 2014/05/13
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このようなメディアを見ている人ならご存知の通り,3Dプリンタはなんでも作れる万能なドラえもんの道具ではありません.
だけど,自分のPC上で表示されてる物が現実世界に具現化されるなんてめちゃくちゃワクワクしますよね!
個人的にアニメオタクな人の嫁が画面の中から出てきたレベルでワクワクしちゃいました.

 このワクワク感をみんなに共有してみたく,どんな風に3Dプリンターでしてみるところまでレポートしちゃおうと思います.
今回は簡易的で概要だけなんだけど,具体的にどうやるのか分かる程度が体感できたらいいかな.

で,何をつくろう?

最近ニュースで3Dプリンターの事件で物騒なことがあったことは記憶にあたらしいと思いますが,あえてこの題材で…
あんな物騒な使われ方と世間の偏見を見て不機嫌なんですが,こういう事で来て実用的なんだよってことでこれ,

じゅう…

 3Dプリンター×エアガンです,この時期にやるのはむっちゃ風当たり強そうな題材ですね.(暴風)
だがしかしこれはサバイバルゲームというフィールドにあるフラッグを取り合う紳士的なスポーツの小道具.
0.2gのBB弾を初速98m/s以上でとばしちゃいけないのでサッカーや野球よりはよほど安全です.

 そんなこんなサバゲー用のこれなんですが,何をしたいかといいますと…

これを付けたい.
野外フィールドなら必要ないけど,暗いインドアフィールドに今度行こうかなと思ってるのでほしい.(ピカピカ)

 幸いにもエアガンというのは玩具といえど,外見は実物に忠実ですね.しっかり取り付けるための機構が備わっている.
この部分です,さすが機能性を追求した代物を元にして作ってあるだけありますね,このレールの部分(ピカティニーレイル)に固定具をはめ込めばライトが付けれる.

 ただこれ,さすがはサブカルチャー,その固定具いちいち高いんですよね.
「ライトマウント」で検索すると出てくるんですが,安くても1500円くらいしちゃいます,たけぇ.
じゃぁ似たようなの作っちゃえばいいじゃんっていうのが今回の発想です.いえい!

どうやってつくるの?

つくるものが決まりました,じゃぁどうやってつくるんだといいますと…

1. 作りたいものをイメージする
2. PCで図面をつくる
3. 3Dプリンターが出力できる形式に変換する
4. 3Dプリンターで出力する
5. 完成!いえい!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 みたいな感じです,それでは実際に制作過程に入って行きましょう

1. 作りたいものをイメージする

どんなものつくるのかイメージしないといけないですね.
そしてどんな機能が必要かもまとめておけば実際つくるときに楽になります.
淡々と必要事項を挙げていきます.

●ライトを取り付けられる.(ぴったりのサイズの穴を作ってねじ込めばいいかな?)
●レイルにはめ込めれる.
●右側のレイルにつけて上方向に伸ばしてライトを前向きにつける.

 とりあえずどういう仕組みかググって…家にある部品を見て…
はい!これでできそうです.

 本当はこんな感じかなぁって紙に絵を書いたほうがいいと思うんですが今回は形状が簡単に済みそうなのでそのまますっ飛ばしちゃいました.

2. PCで図面をつくる

PCで図面つくるのですが,今回はツールとしてCreo Elementsを使おうと思います!
ユーザー登録は必要ですが利用は無料です,やったね!

[PTC - Creo Elements/Direct Modeling Express 4.0]
>> http://ja.ptc.com/products/creo-elements-direct/modeling-express/

 いわゆる3D CADというやつです.
3D CADは使用経験ちょこっとだけあったのですが,このソフトは今回はじめて.
やっぱりお絵かきソフトよりは難しいですね.それでも慣れれば直感的でとてもよろしいと思いました!

今回レイルにはめ込む部分が一番めんどくさそうだったのでそちらから形を作っていっちゃいます.
調べたら図面見つけちゃいましたのでそれを参考にしていきます.

[装具装用報告 技術資料的報告]
>> http://www.geocities.jp/wagamama105/sobi110227/110227.html

 レイルに固定するのにネジをレイルの凹凸の間に通して固定することにしました.
ホームセンターで量り売りやってたり小袋で売ってたり.
ネジはM3平皿の30mmの小袋を買ってきました.ホントは高いから量り売りが良かったんだけど近くのホームセンターにはなかった…(′︿‵。)

こいつ使ってサイズ測りながら作図してきます.
デジタルノギスです.ホームセンターで1000円くらいで買えるんじゃないでしょうか.お手頃ですね.
持ってて損はないと思います.(一家に一台)

ふむふむ直径はだいたい25mmか…

平行して作図もしていこう…

ソフトを起動して…

ソフトを開きました.

 じゃぁ実際に図面書いてきます.モデリングします!
長さを指定しつつ角度を指定しつつ…

2Dの部品を書きました.
角度と長さを指定して,ここは平行だと指定して,円の接線からここまで伸ばしてー…
中学校の数学の図形の授業を思い出します.

次は立体にしていきます.

コイツをこうやって…

伸びました,3D CADは基本,横から形書いてその図面を引き伸ばしていくのです.
穴の部分も書いて押し込んで穴を作る!

そんなこんなやって形ができちゃいました.

3Dプリンターが出力できる形式に変換する

このソフトには元から出力する機能がついてます,便利ですね.こんなのが無料なんて…ありがとうございます!
とりあえずまた今度編集したくなることがあると思うので図面とモデルを専用形式pk2で保存して,
STL形式で保存します,OBJ形式でもできなくもないんですけど,信頼性があんまり良くなかったのでSTL形式で.

はい!できました!

4. 3Dプリンターで出力する

今回は申し訳ないですが,DMMさんの3Dプリントサービスは使わずReplicator 2Xを使います.
何故か3Dプリンタ使える環境にいますのでありがたく使わせていただきました.

専用ツールで読み込ませて,台の上に配置して設定して…

これでプリントできる状態になりました.

はい!造形を開始します!

1/3くらい…

後ちょっと
だいたい1時間くらいで印刷してくれました.ででーん!(あっ…完成した画像撮り忘れてた…)

今回は結構いい感じに印刷できちゃいましたが,3Dプリンタ自体かなりデリケートなので整備が大変です.
縦横無尽に動き回るノズルですが,たまに印刷している時にガリって落としながら引っかかってズレたり…

そういう意味では家庭用の3Dプリンタはまだまだ高速プロトタイピングツールの粋を出ていない気がします.

あと,配置の向きによって支えになるサポータが出力されたり,形によっては出力できなかったり.
下から積み上げる方式の家庭用プリンタでは空中に浮かしたような物は出力がとても難しいので,
そうならないように方向を変えたりして調整してあげないといけないわけですね.
うーむ,とても大変.そんな時こそ高性能プリンタを持ってるDMMさんに任せればいいのです!(ステマ)

完成!いえい!

出力完了したので実際に付けてみます,恐る恐る…

おぉ…ピッタリ…

実際にライトをはめてみる.

……

ん?はまらない?あれ?

どうもツールの曲線の出力が考えていた以上に甘かったみたいです,直線の集まりで曲線を表現するのですがその直線が見えちゃってます…
どこかに精度の設定する部分あったのだろうか(今度までに調べておきます…)

……

ということでヤスリで削って無理矢理はめてみました(無理矢理はめたら抜けなくなったので糸鋸で切って若干緩くしたなんて言えない…)
はめる円の部分を若干余裕持って1mmくらい大きめに作っておいたほうが良かったですね,3Dプリンタの精度はそこまで良くないですし(☍﹏⁰)

ま,まあ,使えるからよしとしよう!

上のがライトつけた奴になります.
完成ですありがとうございました!

終わりに

今回は以上です,だいたいどんな感じでものを作っていくのかわかったと思います.
次記事書くときは細かいツールの使い方とか書いていきたいです.

あと,別のツールを使ってフィギュアの作り方とかもやっていこうかと思います.

最後になんですが3Dプリンタもだいぶ安くなってきていて小さいながらかなり高性能で安いのが出てくるみたいです.
ちょっと個人的に期待している3Dプリンタをあげておきます

[The Micro 3D Printer]
>> http://themicro3d.com/

小さいけれど精度が高い割に安くて3万円くらいになるようで,これだったら家庭にも普及しちゃうんじゃないかと期待してます!ワクワク!

ぜひみなさんもものづくりに挑戦してみてください!

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