takawo杯のIT駄洒落1000本ノック(1)「Hello World, IT駄洒落!」

takawo杯のIT駄洒落1000本ノック(1)「Hello World, IT駄洒落!」

takawo
takawo (ID333) 公認maker 2014/07/29
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焼肉焼いても家焼くな、ハックルベリーにゃお茶出すな! こんにちは。火の国生まれ、インターネット育ち(32kbps〜100Mbps)、豚骨ラーメンの産湯につかり、RSSフィードを主食に電脳世界をサーフィンする情報社会のマイルドヤンキー、takawoです。今やりたい仕事はドローンの操縦士で、 最近気になっていることは、歩きスマホが規制されるのであれば、ながらの先駆者である全国の二宮金次郎像は撤去されるのか、ということです。

このDMMでの連載は、編集の方からお声掛けしてもらったことがきっかけなんですが、打ち合わせの時に、媒体のフィールドが3Dプリンティングやデジタル・ファブリケーションなど広くものづくりということを伝えてもらいました。 なので、そっち系のハウツーなんかを期待されてるのかなぁ、など、と予想して、Googleハングアウトの画面越しに背もたれに寄りかかって様子を伺っていたのですが、よくよく話を伺うと、

「なんかこう、むしろIT駄洒落でお願いしたいんですが」
「えっ」
「えっ」

という感じだったので、このような奇妙な事柄(とすら認識されていない方が大半かと思いますが)について連載をすることになりました。しばしお付き合いいただければと思います。というか、人生(生き|死に)急いでる諸兄におかれましてはライフハックの要素は皆無ですので、そっとCtrl+W(Macの方は⌘+W)の後、Shut the fuck up and write some codeしてくださいませ。

長い前置きになりましたが、僕はこの連載で扱うIT駄洒落のネット上コンテストを個人で主催しています。第1回の連載では、IT駄洒落って何?やtakawo杯って何?など、IT駄洒落になじみのない皆さんから寄せられるよくある質問に解凍なき回答をして、次回につなげていきたいと思います。

IT駄洒落って何?

IT駄洒落について説明するとき、よく返ってくるのが「ぅち、そもそもITがょくゎかんなぃんだけどぉ?」って反応です。お前は森喜朗元首相か、「ITと呼ばれた子か」と突っ込みたくなるんですが、ITは僕たちの身の回りに当たり前のように存在しています。よく「安全と水とインターネットはタダではない」と言われますが、それほど深くITは私達の日常の中に浸透しているんです。ITは、あります。

若干意識が明後日の方向へ飛んでいきましたが、IT駄洒落を一言で説明すると、IT(Information Technology = 情報技術)に関係する用語を使った駄洒落のことです。コンピュータやスマートフォン、キーボードのようなモノも幅広くIT用語としてモチーフとして扱われていますし、IT(情報技術)というくらいなので、物質性を持たない、概念を示すようなプログラミングに関連する用語や、その他ネットスラングがモチーフになったりもします。

あまり難しく考えず、故人曰く案ずるより産むが易しって言ってるんですから、論より証拠、受賞作品なんかをちょっと見てみましょうか。

あれ?と、スムースさ、喉越しの良さに驚いた方もいるかもしれません。もしかしたら「布団がふっとんだ」や「傷んだ廊下にいたんだろうか」のような、同音異義語あるいは類音語を反復するような作品をイメージしていた方も多かったんじゃないでしょうか?

このようないわゆる駄洒落は、ある語Aと音韻的に近い語(同音異義語または類音異義語)A'とを結びつけて、類音反復的に意味を成す文を作成する、という言葉遊びと言い換え可能です。それに対してオーソドックスなIT駄洒落は、まずA'(IT用語をつかったもじり)を文脈に組み込んで文章を生成・提示して、聞き手にその本来の意味する語であるAを想起させる言葉遊び、と言えます(なので本来表されるべきAは明示されません)。

同音異義語あるいは類音語を反復するIT駄洒落も出来なくもないんです。「Javascriptのヤバスクリプト」や「クロージャを書くのも一苦労じゃ」のように。因みにクロージャは言葉で説明するのが難しい概念なんですが、変数を内部に保持する関数、のことです。

どちらに良し悪しがある、ということではないのですが、IT用語を使った駄洒落、という枠組みの中で自分を表現することで、自分の表現の可能性や特質が見えてくる場合があると思いますので、まずは自分の適性を探っていくのが肝要かと思います。

上のIT駄洒落「CHAGE && ASKA」は、論理演算子というものを用いた駄洒落です。「A && B」と書くとき、「&&」は、Aが真(true)且つBが真(true)という条件をプログラミングのなかで表現する際に使われます。ここでは、変数CHAGEと変数ASKAがそれぞれ真(true)の状態を表しています。いや、深い+良い駄洒落ですね。

ITは日々新しい技術が登場したり、トレンドが移り変わっていく分野でもあります。そういった新しいキーワードや、時事性の高い出来事を自分の投稿に組み込んでいくような当世風というかスワッグなやり口も、変わらない基盤技術をこれまでにない切り口で捉えるような温故知新なスタイルもどちらも代えがたく良いものだと思います。

takawo杯って何?

takawo杯はこれまで説明してきたIT駄洒落のコンテストです。takawo杯はこれまで第3回まで開催されています。投稿数約12000くらいの応募がありました。毎年8月の1ヶ月間開催しています。

コンテスト開催の経緯については、2010年に伊藤ガビンさんが審査員をされた「第3回 IT駄洒落選手権NEO」というコンテストに、一投稿者として参加していたことに端を発します。

僕は、少年漫画誌の最後に掲載されてる読者の投稿コーナーだったり、オールナイトニッポンみたいなラジオ番組内におたよりを送る「投稿戦士」たち(覚えてるのは、竜王は生きていたさんとか錯乱坊主さん、三峯徹さんとか)に憧れてたっていうのもあったので、これに、投稿者としてのめり込みました。その結果、審査員特別賞を受賞!後日、商品としてTシャツとガビンさんサイン入りセキュリティかるたをいただいたんです。ただ、当時は、あんなに投稿したのに、大賞とれなかったのが悔しくて、悔しくて。

上の作品がそのコンテストで受賞したIT駄洒落です。

勝手に「第4回 IT駄洒落選手権NEO」の開催を待つ1年間、電車や移動中は常にiPhoneの黄色のメモ帳に、ラッパーがリリックを綴るようにIT駄洒落を書き留める日々が続いていました。なんだかんだ100くらいはゆうに書き連ねていたと思います。そしてアナログ放送が終了した2011年7月の某日、深夜電車に乗って居るときにTwitterのタイムラインからきこえてきました「今年はIT駄洒落のコンテストは開催されません」、と。これを聞いて、血圧が上がり、衝動的に叫んでいる(Twitterで)自分が居ました。誰もコンテストを開催しないなら、俺が開催してやる。「同情するなら洒落をくれ!」と。勝手に期待して、準備してた自分がおかしいっていうか気持ち悪いんですけどね。

そんな思い込みの激しい僕が、ここDMMでの連載で(だいたい)月1ペースで、ざっくり世相や季節の移ろいとIT駄洒落について語っていきたいと思っている次第です。それでは、どうぞ今後ともよろしくお願いしMath.PI。

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