今日は何作る?(3)「ミクさんと握手する!」

今日は何作る?(3)「ミクさんと握手する!」

Dai
Dai (ID115) 公認maker 2014/07/01
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2014年4月26、27日に幕張メッセで行われた「ニコニコ超会議3」にて、のべ1500人を超える皆さんに「ミクさんとの握手」を体験をしていただいた「超ボカロキャラ握手会」!

ちょっと遅れましたが、その裏側について書きたいと思います。

世界よ!これが日本のOculusRiftだ!

VR(バーチャルリアリティ)デバイスとして大人気のOculusRift!
公認MakerにもOculusRift専門家が沢山おりますので、自分の浅い知識での紹介は省きますが、特筆すべきは創業者Palmer Luckey氏にして「まったくベクトルが違う」と言わせしめる日本のアプリ開発力!

米国の開発者も握手、添い寝、乗馬、水槽に沈められる、と言った斜め上の発想に使用されるとは夢にも思わなかった事でしょう。
Palmer氏が規模や技術では無く「ベクトル」が違うと表現したのは実に的確です。

(OculusRift + Falcon)× Make = 皆幸せ

話を元に戻しまして「MikuMiku超握手」にて使用したデバイスは下記3種

・OculusRift:言わずもがな視覚情報を補完
・Falcon(FPSゲームデバイス):肘関節の動きを補完
・ミクさんの手:手を握る感覚、体温を補完

使用デバイスの2/3がFPSゲーム用にも係わらず「握手」と言う平和目的の為に使用されています。ステキだと思いませんか?

OculusRift、Falcon担当:GOROmanさん(公認Maker)

OculusRiftエバンジェリスト。握手を企画・制作した張本人。
ディスプレイに表示されるデータの作成と、Falconとキャラの挙動プログラムの作成。

超会議当日、開場10分前でも余裕でプログラムを手直しする

「ミクの手」担当:白川さん

手と骨の3Dデータを制作し、人肌の柔らかさを持ったシリコンでコーティングしたミクさんの手を作成。さらに体温機能の搭載。

決してターミネータを作成している訳ではありません。

その他:Dai(筆者)

今回は殆どブースの運営とか呼び込みとか、「ミクさんの手(シリコン)にベビーパウダーを定期的に塗布すると寿命が延びる」等、握手の運用ハックをしておりました。(地味だけど割と重要)

他には「ミクさんの手を家庭用3Dプリンターで出せないか?」と色々と実験をする等。

メイちゃん(自分の3Dプリンター)で軟質素材のフィラメントで腕を出力し、それにラテックスゴムでのコーティングをして…近未来に一家に一台握手が普及した際に、このノウハウは役に立つ事でしょう。

人体錬成をしている訳ではありません

他にも「手」と「Falcon」の結合部分はDMM3Dプリント協力のもとナイロン出力で行われるなど、多くの協力者の皆さんに助けられて今回の握手は制作されまし
た!

皆の熱意の結晶!

体感デバイスをMakeする!

OculusRiftの良い所は視覚情報を全て補ってくれる点です
その「没入感」をさらにパワーアップさせるには「画面と連動した、視覚情報以外の感覚を補完する」事が重要になります。

そこで、今回の「握手」では、16才の少女の手、体温の暖かさ、皮膚の柔らかさ、引っ張ったら引っぱり返す、と言った「体感機能デバイス」を追加した訳です

「アプリ毎に必要となる体感デバイスは異なる」=「オリジナルデバイスが必要」
まさに、3Dプリンター、電子工作、機械ギミック の活躍どころ!
これこそがMakeって感じがしませんか?

「握手」に興味を持たれた方は、ぜひ近くのOcufesにどうぞ!
高確率で「握手」があるかと思います!

オマケ:艦娘だって握手します

これまでの連載:今日は何作る?

今日は何作る?(2)「東方の“緋想の剣”を3Dプリント出力してみた」
https://media.dmm-make.com/item/903/

今日は何作る?(1)「ニトリの突っ張りラックを3Dプリンターで改造してみた」
https://media.dmm-make.com/item/901/

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