ReadyToCreate ニコ技のツボ3

ReadyToCreate ニコ技のツボ3

akira_you
akira_you (ID197) 公認maker 2014/07/02
0

人気のあるニコニコ技術部動画から、akira_youが「ここがツボだよね」というポイントを紹介します。

ニコニコ技術部はニコニコ動画に自然発生した自分で開発したモノを動画紹介している人達です。高い技術力を自慢するだけでなく、チープな技術で笑いを取った
り、動画サイトで流行しているネタに乗ったりと様々な人が様々に楽しんでいま
す。

今回紹介する作品はRedyToCreateさんの作品です。

【ストライクウィッチーズのアレで飛翔してみたい】

http://www.nicovideo.jp/watch/sm20710610

http://www.nicovideo.jp/watch/sm20710610

アニメ「ストライクウィッチーズ」に出てくるストライカーユニット(少女が足に取り付ける飛行装置)を制作しています。

【ブラック★ロックシューターのアレを超えてみたい】

http://www.nicovideo.jp/watch/sm11630978

ニコニコ動画でミリオンヒットになった音楽PV「ブラックロックシューター」に出てくるキャノン(バズーカ?)を制作しています。
(参考: ブラックロックシューターPV http://www.nicovideo.jp/watch/sm3645817 )


【ただでさえ天使のミクとサイクリングしてみたい】

http://www.nicovideo.jp/watch/sm14222735

初音ミクの痛チャリをを作っています。通常の痛チャリはアニメなどの絵がプリントされた自転車ですが、本作品は立体のミクです。痛い(痛々しい程美少女キャラで飾られている)かどうかは別にしてインパクトがあります。


3本を一気に見ると、なんとなく作風が分かってくるのではないでしょうか?その時々に流行した動画などを実体化する取り組みをやっています。
正確には「実現化したかった」という物語の動画を作っています(独断)。これだけの物が作れる人が、本当にストライカーユニットがペットボトルロケットで飛ぶなんて考えているわけありません。「作ってみた」をテーマにした動画作品なんだと私は見ています。

動画のための作品制作

多くのニコ技動画と違う点。それでいて、すごくニコ技らしい点がこの「動画のための作品制作」という点です。
ReadyToCreateさん自信も2014年春に行われたニコ技有志の展示会「NT京都」で「撮影用の大道具小道具」と語っていました。これはニコ技動画というジャンルの物語なのです。

http://youtu.be/pXgWpLIzNwQ

ニコ技を舞台した物語としては「南極点のピアピア動画」(2010 野尻抱介)がじわじわと宇宙に進出していくニコ技部員達を描いた壮大なSF物語として有名ですが、彼らの動画作品はソレとは対照的に、「日常系マンガ」のような等身大のニコ技喜劇です。
まぁ〜失敗するし、それが出来たところで笑い話程度にしかならない。私はそんなニコ技も大好きです。

技術は宇宙ロケットみたいなハイテクの世界のものではなくて、ペットボトルロケットで遊ぶのも本気をだすと楽しい技術開発なんです。ニコ技にはそういう日常系ニコ技動画も多いです。

チームだからできる、コスプレ、動画、制作が一体となった作品

コスプレも、作品も、動画編集もちゃんと頑張る。簡単にみえて実はそれぞれ苦労があって、得意・不得意があるものです。
一人でやっていると苦手な部分が手抜きになってしまいがちですが、ReadyToCreateさんは断然完成度が違います。本当にメンバーに恵まれていると思います。メンバーが同郷の人が中心という事で集まりすいのも一因なのでしょうか。アホできる仲間は学生のうちに作っとけって事ですね。
学生時代にそんな友達いなかったよ〜という人も安心しましょう。「石仮面を作ってみた」ように、大人になってからの出会いもあります。メンバーの距離が遠いといった苦労もあるようですが、インターネットと宅配便があればなんとかなるもんですね。とても楽しそうです。


【フル稼働石仮面を作っテミタァ!!】

http://www.nicovideo.jp/watch/sm20659839

http://www.nicovideo.jp/watch/sm20659839
ジョジョの奇妙な冒険に出てくる石仮面を再現した作品です。メカ・電気・造形・プロデューサ等みんなで分担して制作している様子がよくわかる動画です。

「手段に成功して、目的に失敗する。」これはニコ技動画の一つの美学です。失敗動画はウケるのです。もちろん単に「制作途中で壊してしまった」といった純粋な失敗もありますが、ちゃんと作れたけど「アレ?違う。」「これは違う」っていうのはもはや定番ですね。

目的は曖昧に決めといて作りたいものを作る。多くのニコ技の人にとって技術は何かを実現する手段でははなく、技術開発自体が娯楽なんですね。手段が楽しければ良い、手段至上主義的な発想はいつの時代もあるもんですよね。もちろん「絵描きがどんな絵を描いても楽しいか?」というのと同じ問題があるので、会社でやってる技術開発だけじゃなく、レベルが低くても手を出したい分野もあるし、しょうもない事もやりたいんです。

例えば、痛チャリの衝突試験。かっこいい衝突試験をやりたいだけなんです。もう名前だけでかっこいいですよね、衝突試験。本来の目的はどうでもいいんです。

ReadyToCreateさんの作品を見てると、作ったものを紹介するだけがニコ技動画じゃなくて、何かを開発するという動画物語もニコ技として有りだというのが見えてきますね。
ニコ技動画をつくるやり方はそれぞれですが、こういう見せ方も素敵ですね。

これまでの連載:ニコ技のツボ

「生体情報可視化やってみた」ニコ技のツボ(2)
https://media.dmm-make.com/item/935/


「バーチャルリアリティFPSシステムを作ってみた」ニコ技のツボ(1)
https://media.dmm-make.com/item/279/

参考にしてくれた記事

記事が登録されていません。
この記事を参考にして、新しく記事を投稿しよう!

違反について