川口貴大のサウンドチェック (2)「ヤンキーホーンを演奏してみる(後編)」

川口貴大のサウンドチェック (2)「ヤンキーホーンを演奏してみる(後編)」

川口 貴大
川口 貴大 (ID293) 公認maker 2014/09/01
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こんにちは!川口貴大です。
前回に引き続いて「ヤンキーホーンを演奏してみる」の後編です。

「ヤンキーホーンを演奏してみる(前編)」
https://media.dmm-make.com/item/1203/

ヤンキーホーンを入手する

あのラッパ、主な呼び名は「カーホーン」や「ヤンキーホーン」と言うらしいですが、
他にもさまざまな呼び方があるようです。

また、ネットなどで調べてみると「ファーーーーーーーーーン!!!」という音の余韻を味わう人、スタッカートを効かせた音のキレに美学を感じる人、音とは別に、単にデコラティブな部分にフェチズムを感じている人さまざまで奥が深そうです。その昔、暴走族だった方が大人になって、ホーン文化(があるのならば)が成熟している感があります。

もちろん楽器屋さんには売ってないので、調達するにあたりホームセンターのカー用品コーナーなんかを覗いてみましたが見つけることはできませんでした。自分の住んでいる地域にはカー用品専門店は皆無ですのでAmazonで探してみることにしました。

さすがのAmazonにはけっこうな種類のホーンが扱われています。
どうやら、ホーンにはざっくりいうと2種類あって、1つは電子音を鳴らすタイプ(スピーカーみたいな感じ)、もう1つはエアーコンプレッサーで圧縮した空気をラッパに送って鳴らすタイプがあるようです。自分のイメージに近いのは漫画のような暴走族スタイル、エアーコンプレッサーでラッパを鳴らすタイプですので、とりあえず一番安いものをポチってみることにしました。

ちなみに、音量は法的な規制があるので、車やバイクに搭載できるMAX115db以内に設計されているということのようです。

MB-Rホーン ミツバサンコーワ

出典- http://www.mskw.co.jp/car/car-horn/mbw-2e-r

大人気の2連エアーホーン! 2連ホーンとコンプレッサーのセット エアーホーン 2連エアーホーン コンプレッサー付/トラック24V  Yahoo!ショッピング - ドリームストアヤフー店

出典- http://store.shopping.yahoo.co.jp/dreamstore-y/ht-607.html?sc_e=slgpla_x

到着したものは思ったより小型で、ホーンもプラスティック製の小さいものでした。

ヤンキーホーンを鳴らしてみる

車やバイクに取り付けるものなので家庭用100Vでは動かせなくて、結局大型の電源も購入することになりました。
また、半自動的に不安定な動作をさせるために12Vで動くリレーを間に入れ、アルミホイルと茶こしが触れるとスイッチがONになるようにしました。

↓家で鳴らすとヤバいので電球を光らせています。

https://www.youtube.com/watch?v=JVbul2iUIMM

これでとりあえず動かせるものになりました。が、しかし、おおよそ110dbの爆音を2本、家で作動させるわけにもいかず、結局ライブ本番で実験も兼ねて作動させることになりました。

↓2014年7月12日 夏の大△@神保町 試聴室  / 撮影編集 山口夏志郎

http://vimeo.com/102140161

このシステムではボリュームの調整など出来るわけもないので、前席の方は耳を押さえていたようです。すんません…。
やってみての感想は、とりあえずは音の大きいという点では合格ラインだと思います。
電子音では出せないアコースティック爆音サウンドも良い感じです。
ただ、本来の単発クラクション的な使用ではないので、あまり作動させるとエアーコンプレッサーが火傷をおこすくらい熱くなること、あと、当初の目論見の一つであった暴走族がゴッドファーザーのテーマを奏でるように、音階をコントロールするにおいては、あれは自分で音階をコントロールしているわけでなく、そのように鳴るように予めプリセットされたホーンを使っているということが判明いたしまして、暴走族に感じていた畏敬の念のようなものは薄れました…。

面白かった点としては、動画でも見られるようにエアーコンプレッサーやシリコンチューブののたうち回る姿がなかなかちチャーミングだったので、エアーコンプレッサーを使用した別の装置なんかにも夢が膨らみます。はじめは音にしかフォーカスしてなかったので、この”動き”は嬉しい発見でした。
エアーコンプレッサーはこのような小型なものでも結構出力があったのでいろいろ遊べそうです。
また、ホーン自体にもいろいろ細工したり違うものをつけたりしてコツコツ拡張して今後も使ってみるつもりです。
という感じでした〜。

…ということだったのですが改めてヤンキーホーン面白いです。
ギャラリーなどではなく大きい音に耐性のあるライブイベントでも使用しましたが、アンプを通さなくても十分に使えます。生音であることは自分にとって重要なポイントなので、アンプなしでも大きい音として知覚できるということはとても嬉しいことでした。
とりあえず性質の違うイベント2回で使用してみて、現在の、大きい音の記号としての使い方の他に、もうちょっと音楽的な要素を入れたものに改良してみたくなりました。
具体的な改良点としては、コンプレッサーの騒音問題・音色・ボリュームの調整です。
次回はそれらの改良が施された、楽器としてのヤンキーホーンで演奏してみたいと思います。

ではでは!!!また!!!!

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