ファブラボ太宰府に行ってきた

ファブラボ太宰府に行ってきた

yomoyomo
yomoyomo (ID191) 公認maker 2014/08/29
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旧聞に属しますが、7月19日にプレオープンしたファブラボ太宰府( http://fablabdazaifu.com/ )に行ってきましたので、今回はその模様をお伝えしたいと思います。

現在、世界で50か国、250か所以上に広がる「ファブラボ」ですが、日本にも既に10か所のファブラボがあります。情報に疎いワタシは、今回オープンを予定するファブラボ太宰府が九州初のファブラボだろうと思い込んでいたのですが、実は今年1月26日にファブラボ大分、少し前の7月5日にもファブラボ佐賀がオープンしており、ファブラボ太宰府は九州で3つ目、日本では11か所目のファブラボになります。

ファブラボ太宰府は、「エレキット」( http://www.elekit.co.jp/ )のブランド名で電子ホビー商品を手がける株式会社イーケイジャパンの敷地内に設けられています。

筆者は40過ぎて人見知りのコミュ障のため、この日はFM福岡の浅原プロデューサに同行をお願いしました。この方見た目は強面ですが、自身が手がけるラジオ番組になぜかワタシのような与太者を出演させるなどなかなか奇特な人です。

およそ2か月後となる、9月20日の本オープンに向けて準備中ですが、レーザーカッター、CNCフライス、3Dプリンタなど一通りの機器は既に揃っていました。本オープンまでも各種のワークショップが開催される予定です。

この日はまずファブラボ太宰府の責任者を務める柳瀬隆志氏より、ファブラボ並びにファブラボ太宰府の案内と説明、そしてノルウェー出身のイェンス・ディヴィク氏が約2年間に渡り(日本を含む)地球各地のファブラボを訪ね歩き撮影した映画『Making Living Sharing』( https://www.youtube.com/watch?v=YTwt7ji3EgY )が上映されました。

上の写真を見ると分かりますが、この日は地元福岡の複数のテレビ局の取材が入っており、注目の高さが伺えます。

この方が柳瀬隆志さんですが、実は北部九州を中心に展開するホームセンター「グッデイ」( http://www.gooday.co.jp/ )の嘉穂無線株式会社の副社長にして、ファブラボ太宰府のスペースがある株式会社イーケイジャパンの社長さんなのです。

この意味については後述しますが、前述の浅原Pが手がけ、ワタシも出演したことのある「イマメカ!!」( http://fmfukuoka.jp/immk/ )の(その前身番組からの)スポンサーだったのが、実はホームセンター「グッデイ」だったりします。

そういうわけで、柳瀬さん、浅原P、そしてワタシの3人でしばし談笑したのですが、柳瀬さんから「そういえばyomoyomoさんって、福岡に来られた津田大介さんを村さ来に連れていったんですよね!」と言われ、ワタシは逃れられない過去の呪いに打ちひしがれ、その場で泣き崩れてしまいました。

参考: http://d.hatena.ne.jp/yomoyomo/20120326/tsudacchi

さて、その後は地元の中学校の科学部の生徒たちを前にした、3Dプリンタやカッティングマシンなどのデモが行われました。未知のテクノロジーに興味津々といった中学生を眺め、すっかり気分がよくなったワタシは「いやぁ、日本の未来はこの子たちにかかってますね」とよく分からんことを呟いたところ、浅原Pから「いや、未来より前に日本の現在についてお前も少しは責任持てよ」と突っ込まれて正気に戻りました。

その後、我々おっさんたちは、ファブラボ太宰府の外に出て、この地のメイカームーブメントを語る上で欠かすことができない最重要人物である、3Dプリンタやドローンを手がける株式会社ホットプロシード( http://hotproceed.com/ )の代表取締役である湯前裕介さんとともに、氏が持参されたドローンを飛ばして大盛り上がりでした(中学生の皆さんの前でもドローンを披露したところ、やはり大盛り上がりでした)。

このドローンは、GoProのカメラで撮影した映像をタブレットに飛ばすことで、映像を同時に複数人でリアルタイムに見ることができるのがポイントで、これほどのプロダクトがなんとか個人で買えるところまできたことに改めて驚かされます。

柳瀬隆志さんはファブラボ太宰府の特徴をいくつか挙げていましたが、一番大きいのは、ホームセンター「グッデイ」、並びに電子工作キットメーカー「イーケイジャパン」との密な連携が期待できることだと思います。特に、ホームセンターが運営するファブラボは、実は日本ではここが初めてとのことですが、DIY文化がその遺伝子にあるホームセンターや電子工作キットメーカーが運営に関わることのメリットは大きいと考えます。

何より個人がモノづくりに携わる上で、それに必要な材料の調達に有利というのがあります。柳瀬隆志さんはファブラボ太宰府で作られた作品を販売する特設コーナーをグッデイに設けたいという抱負を語っていました。筆者もそれが実現するところまでファブラボ太宰府で活発なパーソナル・ファブリケーションが栄えることを願ってやみません。

ホームセンター「グッデイ」のキャッチフレーズを借りるなら、グッデイならできる! といきたいものです。

これまでの記事

「Maker界のレディー・ガガ、ではないが注目のリモア・フリード」Makers' Front(1)
https://media.dmm-make.com/item/261/

「自作できるドローンとそれにともなう責任」Makers' Front(2)
https://media.dmm-make.com/item/1675/

「ウェアラブル、IoT、ロボットなどで起業したい人のヒントとなる3冊(+α)」
https://media.dmm-make.com/item/1543/

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