川口貴大のサウンドチェック(3)「ヤンキーホーンを演奏してみる(続編)」

川口貴大のサウンドチェック(3)「ヤンキーホーンを演奏してみる(続編)」

川口 貴大
川口 貴大 (ID293) 公認maker 2014/10/21
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こんにちは!川口貴大です。

何かを作って、実際に普段活動しているフィールドで実演するこの企画。
今のところ、もう都内では全く見ることのない暴走族が鳴らしていたラッパ(通称:ヤンキーホーン)を楽器化することに取り組んでおります。

ということで初回から引き続き「ヤンキーホーンを演奏してみる」の続編をお届けします。

いきなりですが、前回までの期間に行われたライブはこんな感じでした。

https://www.youtube.com/watch?v=7fLkk84l-cE

(↑Multiple Tap凱旋公演 若林美保、大城真、川口貴大トリオ at 秋葉原Club Goodman 撮影編集・山口夏志郎)

イベントとハコの性質上とにかくうるさい。

改めて見ても意味不明です。至近距離で聞いていると鼓膜が張り出してくる感覚になり、次の日にも耳へのダメージが凄い残る…。
この時点では暴走族と同じオーセンティックな奏法しか出来ていませんでした。

ということで、前回まで数回、パフォーマンスで使用してみて気付いた欲しい機能をまとめると

1・コンプレッサーの長時間作動
2・ボリュームの調節機能
3・音のバリエーション
4・ホーンの拡張性

の4つが浮上してまいりました。

自分のライブでは1ステージ30分程度演奏することが多いのですが、前回まで使っていた小型のコンプレッサーではとてもじゃないですが30分の連続運転は出来ません。

備えあれば憂いなし。常に鳴らす鳴らさないに限らず30分の運転に耐えれるコンプレッサーというのは一つの購入目安となりました。機材車などあるわけもないので、リュック、カート、スーツケースに収納可能なサイズ感であることも重要なポイントです。

さらにはコンプレッサーの起動音が思ったよりもうるさいので、空気を溜められるタンク付きがベストです。

ネットで探してみると条件に叶うコンプレッサーは安価で多くあり、すんなり購入することが出来ました。

大自工業株式会社 FT-35P タンク付きエアーコンプレッサー

出典- http://www.daiji.co.jp/product/compressor/FT-35P.php

(↑自分の購入したのはコレ。重さ約3kg。工場ブルーが可愛い。)

タンク付きなので空気を補填すれば電源がなくてもヤンキーホーンを鳴らすことが出来ます。ナイス!
これで「1・コンプレッサーの長時間作動」については解決。

次にとりかかったのは「2・ボリュームの調節機能」をつけることです。
時として大きい音を「大きい音」として知覚してもらうことは重要ですが場合によりけりです。小さいギャラリー等、音を出すことが通常でない場所でフルボリュームで鳴らすのは危険なので、小さい音も出せるようにしたいところです。

今のところシリコンチューブでヤンキーホーンとコンプレッサーを接続しているので、あの間にバルブのようなものをつけて流用量の調節機能を持たせることでボリュームをコントロールしようと考えました。
そこで見つけたのがコレ

ドッグカラーのGEX ジェックス 分岐三又 GX-32

出典- http://store.ponparemall.com/dogcollar/goods/47255662/

水槽用サプライで、複数の水槽にエアーを分岐させるためのものです。真鍮で出来ており頑丈、コックもいい感じにスムースに開閉出来ます。あと安い。
とりあえず、これらをつなげてみます。

(↑とりあえずタイラップで締めてみました。)

これで3本のヤンキーホーンをそれぞれのボリュームで鳴らすことが可能になりました。

https://www.youtube.com/watch?v=YannEGosztY

(↑対極(江崎將史、貝つぶ)+木下和重 +川口貴大 at Music org 撮影編集・山口夏志郎)

この日は関西から、自分もメンバーでもある「アキビンオオケストラ」という空き瓶吹奏のオーケストラメンバーが複数人上京しており、メンバーそれぞれの活動にフォーカスしたイベントが行われました。

この日のヤンキーホーン奏法では、ボリュームと流量調節により持続音をコントロールしたり、コンプレッサーのエアーを抜く音なども取り入れています。
ちなみに、アキビンオオケストラはこんな感じです。↓

https://www.youtube.com/watch?v=GROY496wkRI

(↑動きと音の妙。メンバーはそれぞれ、ポップスや現代美術やダジャレや実験音楽や即興音楽や自分のような音楽等々、主に関西・関東を拠点に活動をしている人達の集まりです。)

さて、ボリュームと音のバリエーションについても少しづつ操作出来るようになってきましたが、接合部分の見てくれが悪い=機能的にも弱く、耐久性も貧弱なので、現在出来る奏法を損なわず、拡張性を持たせたい。

とかなんとか思いながらぼんやりネットサーフィンをしていて、いいアイテムを見つけました。

10連バルブ付き塩ビ管!かっこいい。こちらも今使っている「GEX ジェックス」のパーツを使用しています。即買。

現在、このパイプとコンプレッサーのホースの良いジョイント方法を探し中であります。
次回完成なるか。

では!

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