IVRC名古屋予選(VRコンテスト) フォトレポート (東京本選は10/23〜)

IVRC名古屋予選(VRコンテスト) フォトレポート (東京本選は10/23〜)

akira_you
akira_you (ID197) 公認maker 2014/10/10
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2014/9/19に名古屋大学で行われたIVRC(国際学生対抗ヴァーチャルリアリティコンテスト)にボランティアスタッフしに行ったついでに、写真・動画をいっぱいとったのでレポートしました。12作品中11作品体験できたので、体験できた作品のみの主観的なレポートです。作者の想いや識者の考えとは違うかもしれませんが、少なくとも私はそう感じました!

作者自身による作品紹介は以下の動画をどうぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=Vq4bcbWIr_4

IVRCについて

IVRCは実は私も参加してました。(2001年VRankoチーム)。決められたブースサイズの中で何か体験できるVR・インタラクティブ作品を作るコンテストです。1993年から20年以上続いている世界でも類をみないコンテストです。(http://ivrc.net/archive/ )。徹夜で作品作ったり、IVRC同期仲間ができたりとすごく楽しく、ニコニコ技術部展示会(NT京都)をやることなったきっかけの一つです。

本記事で紹介する11作品のうち7作品は東京お台場で行われるDCExpo(http://www.dcexpo.jp/ )内の無料(多分)ゾーンでも体験できます。 この7作品以外にも海外やユース部門のチームも加わるので、時間に余裕をもって混み合わない午前中に来るのがお勧めです。(http://ivrc.net/2014/ )


それでは早速レポート開始!

チャイルドフード

子ども頃の感覚を体験できる作品です。上の写真は視線を下げて体験する装置です。頭につけているディスプレイ(ocullus)に連動して腰のところのカメラが動きます。話だけを聞くとあたりまえ、なのですが被ってみると頭では分かっているのに、自然にやたら上をみてしまう子どもっぽい動きになってしまうのに気がつきます。
視線をかえるだけでもこんなに体の動作に影響をあたえるんだ!と改めて感じれます。

カメラではうまくとれてないですが、体験者の視点です。本当に見下ろされてる感が半端ないです。是非背の高い人に体験してもらいたいです。

さらに手も子どもに変換して楽しめます。親指の位置にあわせて子どもサイズの残り4本の指がちょうど来るように作られています。(指はシリコンゴム)
これも、頭では「だからなんなんだ」とおもってしまうんですが、やってみると自然に「たしかに子どもこんな持ち方するわ〜」という持ち方になってしまいます。子どもだから手の使い方が分からないんじゃなくて、子どもなりに最適な持ち方をしてたんだ!と思えます。

https://www.youtube.com/watch?v=2YmaGnWA6WU&list=UUncL946LOsxxSDrADgr0eIQ

ヴィブロスケート

スケボー体験装置です。スケボーに振動スピーカーが仕込まれていて、リアルな路面感覚が味わえます。アスファルトとタイルやウッドデッキといった場所では当然振動違うんですが、それがリアルに伝わってくるのが気持ちいいです。 

あと実は自然すぎて存在をわすれがちになるのが右についているベルト部分です。ここを地面がわりに蹴って進むのですが、現実の速度とはわざとずらして、リアルになるように調整されています。ベルトを蹴った事の検知はベルト駆動装置に掛かる力をベルトユニット全体を支える部分で検知しています(横方向の荷重をはかる体重計みたいなもの)。 電動アシスト自転車のような自然さでアシストされているスケボーといった感じです。(本物のスケボーほどは力が要らないように物理計算量とずらしてある)  電動アシストスケボーが本当に欲しくなる楽しい体験ができます。

https://www.youtube.com/watch?v=nbqjTllruDY&list=UUncL946LOsxxSDrADgr0eIQ

剥物館

いろんな物を剥がす体験ができる作品です。上の写真は鉄板と電磁石でできた押さえにはさまれた緑色の布を剥がすのですが、電磁石を微妙に調整してシールを剥がすときの「シャーーーっペロン!」という感覚をリアルに再現しています。電磁石なので様々なものを剥がす感覚を作れます。後半に顔のマスクをめくるのですが・・・マスク剥がしたことないのでリアルなのかどうかはわかりませんでした。是非マスクを剥ぐ体験をしてから体験したいところです。

こちらのタイプは「バキバキ」と壊しながら剥がす体験をするための装置で下にならべた電磁石でお風呂のフタ状になった鉄板を引きはがすことで、「バキッ、バキッ」と剥がす事ができます。スマホを剥がす体験と木の板を剥がす体験ができました。 ただどちらも剥がしたことないので想像しずらいかもしれません、あえていうならamazonの段ボールのベリベリ剥がすところが、こんな挙動で剥がれますね。

https://www.youtube.com/watch?v=sPtGAzxiPJU&list=UUncL946LOsxxSDrADgr0eIQ

渡る世間は綱ばかり

みたまんま、綱渡り体験装置装置なのですが凄い揺れます!乗っただけで怖いです。頭にディスプレイ(oculus)をかぶって、ベルトコンベアの上をあるきます。手に持っているのは錘のはいった棒で、錘が動いて余計にフラフラさせてきます。上の写真は開発者自身が実演しているのでなんてことないように見えますが、実際は下の写真のようにおっかなびっくりです。

https://www.youtube.com/watch?v=UFYHyi3DlRM&list=UUncL946LOsxxSDrADgr0eIQ

ワイヤレス糸電話

糸電話をワイヤレスに! 音声だけじゃなくて、ヒモをぐいっとひっぱって相手をびっくりさせる事もできます。つまり音の送信・受信だけじゃなくて、ヒモを動かす機構もはいっているという事でしたの写真のようにちょっと複雑です。面白いのは糸に振動を伝えるためにはやっぱり機械の中身も紙コップとスピーカーで作られているという事。やっぱり糸電話なのね。

世界の裏側とでもワイヤレスに!というだけではなく、この装置は一人でも糸電話が簡単にできるという究極のボッチマシンでもあるんです。

https://www.youtube.com/watch?v=Jj55EmeC9Vs&list=UUncL946LOsxxSDrADgr0eIQ

毛抜き

毛を引っ張るとぷちんって抜ける。それだけじゃなくて、しゅっ!と次の毛が生えてくる。バスの整理券ぐらいの勢いで次の毛が生えてきます。毛・抜き放題。

中身は実は長い毛がはいったリールがあって、一定以上の引っ張り力を検知すると、小さなハサミで切ってるとの事です。絶妙な抜き加減はこうやってつくられてるんですね。

https://www.youtube.com/watch?v=JLmeY9v8Bhg&list=UUncL946LOsxxSDrADgr0eIQ

スノーキン

雪の中をあるいている感覚を体験できる装置です。
床に敷き詰められた片栗粉だけでも数センチ手程度の雪感は十分でるんですが、膝まである雪を表現するために長靴についたレールで雪から足を上げるときの「ザザッ」といった重みを再現しています。

このレールが秀逸で面ファスナー(バリバリいう財布のやつ)をレールに張って再現しています。すごい良い感じのザザッっとした摩擦ができています。

https://www.youtube.com/watch?v=3CgvxtJDkWI&list=UUncL946LOsxxSDrADgr0eIQ

ヒキワラシのいる庭

ヒキワラシという土の中の妖精と庭に生えているにんじんを通してコミュニケーションする作品です。子どもが昆虫で遊ぶような感覚でしょうか・・。にんじんを引き抜こうとするとぐいぐい横にひっぱって抵抗します。抜けると悲しみます。戻すと喜びます。

割と強力に動きます。それもそのはず、電動ドライバー駆動です。あとにんじんが凄いリアルにつくってあります。わざわざ本物のにんじんからシリコン型をとっているとの事でした。

https://www.youtube.com/watch?v=eJ0blGyPUfI&list=UUncL946LOsxxSDrADgr0eIQ

アンブレーダー

傘にプロジェクタで画像をうつしてシューティングゲームしようぜ!という作品です。ビニール傘をHUD(戦闘機のコクピットについているガラス板のようにみえるディスプレイ)にして現実世界でシューティングしようというものです。傘の位置をを計測するために傘の先端にはカメラがあって、部屋には見えづらいマーカーが仕込んであります。

動きに足してプロジェクタ映像の反応が遅いのが残念でしたが、暗い部屋でみると綺麗です。

https://www.youtube.com/watch?v=dHt5G-JFPu4&list=UUncL946LOsxxSDrADgr0eIQ

Oil Bubble Display

水の上に浮かべた油に映像が投影される作品です。ラーメンのスープの油をくっつけて遊んじゃいますよね。あれに映像表現が加わったとおもえば大体あってます。映像は融合をイメージしてか細胞が投影されていました。細胞が増えるとある瞬間にカエルだとか犬だとかの生物に変わります。

油の位置は横の赤外線投光器で油を光らせて、下の赤外線カメラで撮影しています。操作する手も光ってしまう事があるので、普通のカメラでも撮影して手を省く処理をしてるとのことでした。

https://www.youtube.com/watch?v=mSmlHiD71uc&list=UUncL946LOsxxSDrADgr0eIQ

VACUUU(・∀・)UUUM

部屋の中の物を吸い込むと掃除機本体がぜんどう運動のように膨らみます。マンガのようなビジュアルを再現した掃除機です。吸い込んだときのボコッっという爽快感がそこまで体験できなかったのが残念ではありますが、ビジュアルは凄い面白い動きをしてくれます。

中の機構がごついです。これは組み立てるの大変・・・・。

https://www.youtube.com/watch?v=u9zds1IFFlQ&list=UUncL946LOsxxSDrADgr0eIQ

ということで、次は東京

ということで次は東京お台場の科学未来館のDCExpo会場内で行われます。
東京では予選通過チーム以外に海外からの招待チームとユース部門の作品も展示されます。
DCExpo(デジタルコンテンツエキスポ 経済産業省&デジタルコンテンツ協会主催)も面白い展示あるのでついでにどうぞ〜。
http://ivrc.net/
http://www.dcexpo.jp/

以下は海外作品の紹介動画です

http://vimeo.com/88987624
http://vimeo.com/88549163
https://www.youtube.com/watch?v=rFNIW4qUytU

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