Makeblockは無駄装置の夢を見るか?(1)

Makeblockは無駄装置の夢を見るか?(1)

Kohsuke's Lab.
Kohsuke's Lab. (ID599) 公認maker 2014/10/19
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こんにちは、Kohsuke's Lab. です。
今回、「Makeblock(http://www.makeblock.cc/)」という、レゴのようにパーツを組み合わせてメカを作る事ができるキットを使って、無駄装置を作ってみる、、、という事に挑戦しています。

一つ前の記事:
Makeblockは無駄装置の夢を見るか?(0)
https://media.dmm-make.com/item/2617/

作ってみる装置は「たばこの葉っぱを詰める機械」です。
たばこを吸う人がたばこを吸う前に、机でトントンってやりますよね。それを自動化した無駄装置です。
過去にレゴで作ったものがありますので、今回これをMakeblockを使って再現します。

(ニコニコ動画)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10067113
(Dmm.make)
https://media.dmm-make.com/item/1527/
https://media.dmm-make.com/item/1607/

まずは練習

初めてのMakeblockなので、パーツの種類や使い方(つなげ方)を知る必要があります。
まずは付属の説明書から1つサンプルを選んで作ってみようと思います。

その前に、「たばこの葉っぱを詰める機械」の機構についてちょっとだけ。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm10067113

動画を見て貰うと判る通り、機構は単純で、水車小屋等で見られる機構を使っています。

(1) たばこを立てるカゴを作って、たばこを立てておく。
(2) モーターの回転を利用して、たばこを立てたカゴを垂直に持ち上げる。
(3) カゴがストンと落ちる

あとは、(2)~(3)繰り返しです。
カゴが落ちてテーブルに叩きつけられる勢いで、タバコの葉っぱを詰めています。

ということで、この装置を作るには、
・たばこを立てたカゴみたいなものが、上下に自由に動かせる(自由落下できる)仕組みが必要
・モーター必須
という事になります。

これに一番近いサンプルがありました。「フォークリフト」です。

説明書の絵を見ると、荷台の部分がレールに沿って上下に動かせそうです。
また、モーターも使ってるので、練習にはちょうど良さそうです。

さっそく作ってみましょう!

フォークリフトの作成

Makeblockの基本となるパーツはこんなパーツです。(もちろん他にもいろいろあります)

アルミ製で、見た目より非常に軽いです。
一定間隔で穴が空いていて、これをネジ(とビス)を使って連結していきます。

・いろんなつなげ方

パーツの両端にもネジ穴があり、ここを使って連結したり、また、穴がたくさん空いた「プレート」を使って連結する事もできます。

さらに、パーツの中央に、ネジが留められる「溝」が付いてるのが大きな特徴だと思います。
「溝」のどの位置でもネジを留められるので、微妙な間隔調整が可能です。
(Makeblockと、Makeblock以外のモノを組み合わせる時にも使えそうです。)

・モーターと車輪

(写真①②)モーターは、モーター固定用のプレート(Bracket)を使って、他のパーツと連結します。
(写真③④)車輪は、「車輪コネクタ」を使って、モーターの軸に固定します。「車輪コネクタ」は、固定用のビス(止めネジ)を使ってモーターの軸に固定するようになっています。(モーターの軸は、軸の断面が「D」となるようにカットされているので、キッチリ固定できます。)

・キャタピラ

「たばこの葉っぱを詰める機械」にキャタピラは不要ですが、せっかくなので作ってみましょう。

(写真①)キャタピラ、バラでした(^^;ひとつづつ繋げていきます。
(写真②)24個連結×2本、完成!
(写真③)車輪部分も作って、、、
(写真④)あれ?ユルユル?数え間違えた?

キャタピラのパーツの数え間違えか、そもそも本体の全長が不足してるのか、、、
まぁ、深く考えずに、キャタピラのパーツを1つ減らしました。

足回り完成です!

・荷台上下部分

次に荷台を上下させるレールを作成し、モーターとベルトを取り付けます。

(写真①)レールを作って、、、
(写真②)荷台を上下させるモーターを取り付けます。
(写真③)本体と連結して、
(写真④)完成です!モーターに取り付けたベルトに、荷台を取り付ける部分を固定しています(プレートを使ってベルトを挟んでます)。

このベルトの部分ですが、説明書に指示のある長さのものを使うと、明らかに長すぎてベルトが余ってしまいます。
ホームページの完成写真を見るとベルトを切ってるようにも見えますが、切ってしまうのはちょっと・・・。

ということで、ここで「ネジが留められる溝」が活躍してくれました。
レールの裏側にも「ネジが留められる溝」がついていて、この「溝」を使うことで、ベルトの長さにちょうど合うようにモーターの位置を調整しました。
ベルトは一つ短いサイズのものを使い、モーターの位置を調整する事でちょうどベルトが張る状態にしました。

・荷台取り付け

レールに沿って荷台が動くように、V字型の溝が付いた小さな車輪(ベアリング)を使って、レール上を動く土台を作成しています。

この土台に荷台を取り付けます。

・というわけで、完成です!

※ さらに荷物を載せる部分を広く拡張する工作があるのですが、今回は割愛しました。

動かないの・・・?

そうなんです、今回使用したキットは「Ultimate Robot Kit-Blue」といって、基本的なパーツと、モーター、サーボ、といった「駆動系」のパーツで構成されていて、それらを制御する「制御系」のパーツは含まれていません。
基本的なフレームを作る為の基本セットといったところでしょうか。

制御系のパーツを組み合わせることで、リモコンで走らせたり、リフトを上下させたり、プログラムで制御したり、、といった事ができるようになると思われます。

「たばこの葉っぱを詰める機械」は動作を制御する必要はないので、Makeblockの基本的な使い方の練習という意味ではこれで十分でしょう。

つづく!

さて、だいたいのパーツの使い方が理解できました。
かなり自由度の高い工作ができそうという点と、ネジ・ビスで固定するので、ある程度の強度が見込めるというのが私の印象です。

次回からは「たばこの葉っぱを詰める機械」を作っていきたいと思います!

では、また次回!

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