レーザーカッターで簡単にケースを作る方法

レーザーカッターで簡単にケースを作る方法

chiba
chiba (ID3521) 2016/12/17
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レーザーカッターで板材を切り出して箱を作る方法を紹介します。
今回はねじ止めを使わないとっても簡単な方法を使ってみます。

ただ箱を作るだけではつまらないので、小型のスピーカーBOXを作ってみます。

構成

制作にあたり、まずスピーカーを選定しました。
今回選んだのは秋月さんで買える8Ω10W広帯域用スピーカーです。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-06275/

データシートがあるので、そこから穴のサイズ・取り付けネジ穴の位置等の寸法データを拾っていきます。

データ作成

垂直に固定しながらの接着は骨が折れます。
切断面の仕上げだったり、ハタガネやFクランプで固定したりするのは面倒です。

今回はレーザーカッターを使いふちを工夫して簡単に組み立てられるようにしたいと思います。

今回はt5.5のMDFを使うので、10mm間隔で5.5mmの切れ込みを入れました。

そして隣り合う板同士は切断線の形状が一緒なので、重ねて一回でカットして加工時間を節約します。


空いているところがなんかもったいない

出来上がったデータはこんな感じ。

今回は設計でクリアランスを確保する必要はないです。

事前に使用するレーザー加工機で使用する素材相手にテストカットを行いました。
シックネスゲージで切幅を調べた所、切断幅が0.12mmでした。
※素材や諸条件、湿気等にも左右されるので、必ず0.12mmになるわけではなく、
今回たまたま0.12mmだっただけです。必ずご自身でテストカットを行って調整を行って下さい。


レーザーで焼き切れた分だけ小さくなるので、はめ合いは何とかなります。。
おそらく微調整を行わなくてもこのまま組み立てられます。

逆にレーザーで焼いた0.1mm分、組み立て時にゆるくなり、0.1程度出っ張ったりしてしまいます。
今回は最終的には接着剤で隙間を埋めるので気にしないことにしました。

組み立て

スピーカーをねじ止めして、板をはめ込んでいくと





完成

板をはめ込んでいくだけの簡単組み立てなのでキットとかで活用すると良いかも。

とりあえず、仮組の時はそのまま組んでみて、問題が無いかどうか確認してから
隙間に木工用ボンドを流し込んで固めて下さいね。
(最初から接着剤を使うと、もし、途中でミスだったり、ハマらないところに気がついても
取り返しがなるので、、、、)

応用で

例えば、電子回路の勉強も兼ねて、中にアンプ回路を内蔵してみたり、



データをいじれば、こんなラジカセ風の改造もできたり

ちなみに、真ん中に刺さっているのは、ポータブルアンプです。
スマホ等をイヤホンケーブルでつなげば、ポータブルスピーカーになります。



色々と応用が出来ますので、是非、いろいろなものを
レーザーカットした箱に詰めてしまっちゃうおじさんになって下さい。

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