ニコ技深セン観察会に行ってきました(1)

ニコ技深セン観察会に行ってきました(1)

exiii
exiii (ID1009) 公認maker 2015/07/10
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ニコ技観察会とは?

ニコ技観察会とは、現地集合解散、参加者がみんなネットに感想を公開することを前提にしている形の大人の社会科見学。

出典- http://ch.nicovideo.jp/tks/blomaga/ar823869

ということでチームラボ高須さん主催の観察会、今回は深センで、深センは3回目になるそうです。このツアーにexiiiの3名も参加させて頂きました。諸事情により2日間のツアーのうち初日のみの参加だったのですが、それでも大変素晴らしい内容だったので諸々ご報告します。今回の(1)ではSeeed Studioのレポートを、(2)ではMakeblockとJENESISのレポートをお伝えします。

Seeed Studio訪問

最初はSeeed Studio。FounderでCEOのEric Panさんが直々にプレゼンしてくれました。Seeedは電子部品のキット販売や基板製造サービスFusion PCBの提供元というイメージを持っていたのですが、本分はMakerのためのハードウェアイノベーションプラットフォームであり、キット販売や基板製造はその一部との事でした。

上図はハードウェアのアイデアだけを持っている人から実際に量産を行う会社まで、全ての段階のMakerに対してSeeedはサポートするよ!という図です。その他、深センのものづくりのカルチャーや今後深センが市全体でMakerを支援していく、という話等々。高須さんの日本語解説もあり、序盤から引きこまれました。

そして工場見学へ。こちらはオープンパーツライブラリー(OPL)と呼ばれる部品棚。通常のものづくりでは製品に合わせて必要な部品を発注しますが、Seeedでは先によく使われる部品のリストを作ってそれらを常にストックし、製品はこれらの部品の組み合わせで実現してしまうそうです。これにより、都度部品を発注して到着を待つこと無く、試作や製造をスタートできるとの事でした。

写真が多いのでまとめて。左上が「カンバン」と呼ばれる進捗管理表。作るものの名称、数量、進捗が一目で分かります。その後が順番に実装ライン、半田塗布、チップマウンタ、リフロー、チェック。

ここまで見て、「こんなの写真撮ったらマズイんじゃ…」と思われる方もいると思うのですが、Seeedの基本方針は「全てオープンソース」。オープンに出来ない仕事は受けないとの事でした。”中国でライセンスビジネスをやっても上手くいかない。だからオープンにする。オープンにしても、深センならどこよりも安く作れる”だそうです。

一般にオープンソースにする利点は評判や注目を得やすい事、オープンソースを利用した人の貢献を取り込める事だと考えていましたが、Seeedではなによりもスピード感を有むのに役立っているように感じました。

社内には御膳房というFABスペースもありました。レーザーカッター、大型のNC(ShopBot?)、3Dプリンタ等があり充実していました。ちなみに右下の一枚はFABスペースではなく生産ラインがある部屋の一角。生産に使うわけではないが、作業をしている人も使いたいから、という理由で3Dプリンタを置いてしまったそうです。この他にも、FABスペース近くには作ったモノを展示するギャラリーがあったりと、Seeedのスタッフ自身がMakerであるという様子が伺えました。

Seeed Studioの見学は以上です。ニコ技深セン観察会に行ってきました(2)へ続きます。

今回のツアーのまとめ記事はコチラ[ http://ch.nicovideo.jp/tks/blomaga/ar823869 ]

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