世界初の3Dプリンタで作った量産可能な手のひらサイズの実用的なドクロ型デスクトップを作ってみた感想

世界初の3Dプリンタで作った量産可能な手のひらサイズの実用的なドクロ型デスクトップを作ってみた感想

3Dプリンタでドクロ型デスクトップパソコンを作りました。

■LIVA BORNE(ボルネ)
http://livaborne.links.co.jp/


LIVAという小型パソコンがあります。この小型ボードのカスタマイズ(要大ロット)など提供もしています。市販品もありますので、興味がある人は問い合わせよりご連絡ください。これに採用されている小型基板は、小さな基板としては珍しくなかなか高性能なグラフィック処理性能があります。HD画質の動画の再生などサクサクです。画像関係の組み込みボードとして人気があるようです。

■LIVA
http://www.livapc.com/


今回3Dプリンタで造形してみて、いろいろな問題を体感できました。まあ単純にケース部分の企画でもあります。さまざまな問題は、DMMのノウハウによって解決されました。そして蓄積されたノウハウとなっていることでしょう。そのため見地的な指摘ではありませんが、企画してみて感じたことになります。

3Dデータを制作した人は、別の思いがあるはずです。また概念や名称に間違いがあるかもしれません。3Dプリンタで何か作ろうとしている人に少しでも参考にでもなれば幸いです。

3Dデザイナは3Dデータを制作できるけど、その専門のプロダクトデザイナーではない(かも)

当たり前なのですが、3Dデータの作成を依頼した場合で、多くの人は3Dデザインに優れていても、その商品や分野のプロダクトデザイナ(用語の定義が正しいか不明)ではない可能性が高いことを改めて痛感しました。

そのためその商品を使うには、前提となる構造が考慮されておらず、こちらも3Dデータとして何を考慮し伝えれば良いのか分からず、その辺りの共通認識ができるまで、多くの試行錯誤が必要となりました。

3Dデザイナ=その関係のプロダクトデザインに強いという思い込みをしていました。

別途その分野に強い専門のプロダクトデザイナがいたら、スムーズだったしもっと良いアイデアや構造もできたのかなと思います。でも本当にそういうものなのか、確信はありません。


3Dデザイナが3Dプリンタの特性や製造技術の造詣が深いわけではない(かも)

もちろん人によっては、深い造詣や知識を持っている人もいると思います。でも3Dデータは扱えるけどその特性や、3Dプリンタによる出力までを把握している人は、少ないのかなと感じました。

かってに3Dデザイナ=3D造形のプロフェッショナルという思い込みをしていました。

よく考えれば金型等による射出成型のほうが、実用的で市場が大きいですし、その製造に関わる3Dデータの作成を多く経験しているでしょうから、3Dデータを良く作る人は必然的に3Dプリンタの特性や製造技術に長けるという方向には、ならないのかなと思いました。

なので、3Dプリンターの特性をいかした構造(ホワホワとしたイメージ)を活かしたデザインで、とお願いしたら、画期的な何かができると思い込んでいまして、どのようなものが現実的なのか、共通認識ができるまで、多くの試行錯誤が必要となりました。

3Dプリンタでも、結局出力してみないとわからない(かも)

3Dデータで、最終的な造形のシュミレートまで、完璧にできるものだと思っていました。3Dデータ見て、問題がないと思っても、出力してみるとさまざまな問題がありました。

出力した厚さが薄くハメコミがうまくゆかなかったり、強度を強くしたらコストがものスゴく高くなったり、問題に対して修正した変更が別の問題を引き起こしたり、多くの試行錯誤が必要となりました。

思ったより、実際に出力しての試行錯誤が必要でした。

超高性能な3Dプリンタでも、単純な構造にしないと大変(かも)

数千万から1億近い超高性能な3Dプリンタでも、造形をする方向や、機会の製造番号による個体差などがあるようです。微妙にハメコミがうまくゆかなかったり、ちょっとヅレているということがありました。

1台つくるなら問題ありませんが、複数同じものを3Dプリンタで作る場合は、精度をあまり必要としない簡単な構造にしないと大変かもしれません。当たり前ですが超高性能な3Dプリンタでも、金型のような精度は難しいのかなと感じました。金型でもヘタったりして、そういったことあるでしょうけれども。

また3Dプリンタの造形専門でなければ、金型等で使われるような構造の3Dデータになってしまうのかなと思いまして、3Dプリンタによる精度の曖昧さを、吸収できるような設計というのは、在来の技術ではない、また別の難しさなのかと思いました。

ただ曖昧につくれば、余計曖昧になるでしょうし、精度が落ちても高い完成精度を保てる設計って、どのようなものか想像できません。そこまで精度を3Dプリンタに求めるものでも無いでしょうし、やはり試作的な役割なのかなと感じました。

何か新しいイノベーションに繋がる可能性も感じた

何か工夫しだいで、新しい市場を生み出すことができそうでもあります。

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