【AKIBAの中の人 岡島が気になったハードウェアな話題】5月号

【AKIBAの中の人 岡島が気になったハードウェアな話題】5月号

DMM.make AKIBA
DMM.make AKIBA (ID4043) 公認maker 2016/09/06
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DMM.make AKIBAのエヴァンジェリスト岡島康憲がFacebookページで毎週月曜日に配信している、【AKIBAの中の人 岡島が気になったハードウェアな話題】の月間アーカイブです。
気になるハードウェア話をイッキ読み!

【9日】飛行ドローンパフォーマンステスト用装置”DronesBench”

今日はみんな大好きドローンの話題。
「DronesBench」はただいまKickstarterキャンペーンを進めているプロジェクトで、クアッドコプターのような飛行ドローンのパフォーマンステストを行うための装置だそうです。自動車だと整備工場などにパフォーマンステストを行うための設備が入っている場合がありますが、飛行ドローン用の装置は珍しいでしょう。(Kickstarterでは「世界初」という表現が)

自作のドローンの性能テストや壊れてしまったドローンの修理など、様々な場面で使えそうです。こういった装置が普及すれば「メンテ不足で墜落」といったトラブルは少なくなるかもしれないですね。
https://www.kickstarter.com/projects/205134771/dronesbench-the-worlds-first-drones-test-bench/


【16日】IoTプロトタイピングに便利なボード"Grove Wio Node"

秋月電子の新商品に面白そうなボードがあったので紹介します。
秋月電子で販売が始まったGrove Wio NodeはSeeedStudioが開発したIoTプロトタイピングに便利なボードです。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-10631/

・プログラマブルなWiFiモジュールであるESP8266を積んでいるので動かした途端にネットにつながるプロトタイプを作ることができる。
・Groveのコネクタを持っているのでGroveに対応した様々なセンサモジュールをつなぎやすい。
・専用のAndroidやiPhoneアプリが用意されており、そこからビジュアルプログラミング的なこともできそう。(デモ動画を見る限りは)

というのがGrove Wio Nodeの便利なところ。
要はセンサーやLED、モータデバイスがつながったIoTデバイスを手早くプロトタイピングできる点で便利なわけです。

SeedStudioによる紹介ページには初期設定の方法や様々な作例も掲載されており、買ったその日から色々遊べそうです。なお最新バージョンはWio Linkという製品のようです。
http://iot.seeed.cc/

僕も今度買ってきます。

【23日】衣服を入力インターフェースにする"Project Jacquard"

Google先生ことGoogleは、コンピュータサイエンス以外の分野でも様々な研究を行っています。
先日開催されたGoogle社主催イベント「Google I/O 2016」で発表されたとある技術について紹介します。

「Project Jacquard」はタッチセンサーの部材として糸を使うことで、衣服をソフトウェアを使うための入力インターフェースにするという研究です。当然洗濯も可能で、ユーザーは衣服をコンピュータに接続することで音楽再生やナビゲーションアプリの操作ができるわけです。
https://atap.google.com/jacquard/

このプロジェクトは2015年のGoogle I/Oにてお披露目された研究ですが、今回の発表のポイントはこのリーバイス社と協力してこの技術を2017年春に製品化するという点。リーバイス社が販売するサイクリスト向けのジャケットに今回のプロジェクトの技術を投入するそうです。
詳しい利用イメージはこの動画がわかりやすいです。
https://www.youtube.com/watch?v=yJ-lcdMfziw

GoogleはProject Jacquard以外にも「Project Soli」という研究も行っています。こちらはレーダー技術を使った入力インターフェースで、スマートウォッチなど操作できる部分が小さい端末でも、端末の近くで指を動かすだけで操作できるというもの。
https://atap.google.com/soli/

Project JacquardもProject Soliもどちらも入力インターフェースに関する研究。
現在、我々の身の回りにある情報端末はPCやスマートフォンなど様々な形状、大きさのものが存在します。今後はこれまでよりはるかに小さい端末や、ファッション性を高くするために外部に露出させたくない端末も増えるでしょう。そういった端末をより便利に使うために重要なのがこのような入力インターフェースの技術だと思います。

マウスは多くの人がPCを直感的に使えるようになる手助けをしました。
タッチ入力はスマートフォンという限られた面積の画面上で様々なアプリケーションを操作するカギとなった技術。Project JacquardやProject Soliも、マウスやタッチ入力同様、無くてはならないインターフェースを生むきっかけとなるかもしれません。

Project Jacquardについてわかりやすいページはこちら。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1605/22/news019.html

Google先生の次回作にご期待ください。

(編集・境 理恵)

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