UVプリンターで金や銀にみせるテクニック

UVプリンターで金や銀にみせるテクニック

chiba
chiba (ID3521) 2016/10/20
0

特殊なメタリックインクがなくても金や銀を表現する方法はあります。今回はメタリック風印刷ができちゃうテクニックを紹介します。


どういうテクニックかというと

実はCMYKカラー印刷で金や銀に見える色はもともと存在します。(黄土色や灰色など)

しかし、そのままでは光沢がなく、のっぺりしてしまうため、雰囲気は近づけても金や銀には見えません。

そこで、UVプリンターのグロスインクを使い、ランダムで細かいテクスチャーを印刷します。
そうすることにより、表面で光が乱反射して光沢感、ラメ感が出ます。

するとあら不思議、黄土色にしか見えなかった色が金に、灰色が銀に見える様になるというわけです。



百聞は一見に如かず。それではレッツトライ。

まず、金や銀に見える色とは?

実は、金や銀に近い色というのはネットで調べると簡単に見つかります。

金は
C46 M56 Y72 K0 (DIC619)
C51 M52 Y75 K0 (DIC620)

銀は
C35 M23 Y24 K0 (DIC618)
C47 M35 Y36 K0 (DIC621)

が有名です。

(DICXXXというのは日本でよく使われているカラーガイドのナンバーです。)

手順と用意したデータ

では、実際に印刷

CMYKは先ほどのDIC619~621を使用してみました。
テクスチャーはマットバニッシュやB07Sあたりが乱反射の具合が良好です。

今回は素材が黒地なので、下にCMYKを敷いています。
CMYKのオフセットを+0.1mmかけて白インクのフチが目立たないようにしてあります。

ワンポイントアドバイスというか、小ネタ

ホワイトを-0.1mmのオフセットとしても良かったのですが、そうすると鋭角部分などの細かいディティールが崩れてしまいます。
今回は下地が完全な黒でCMYK印刷のはみ出しがあっても目立たないことを利用して、CMYKを+0.1mmオフセットにしています。

グロスの有無で質感がかなり変わることが分かるかと思います。


どうでしょう?金に見えるでしょうか?(写真だと上手く伝わらなくて申し訳ない・・・)

ちなみに、おすすめの使い方は

やはり、光沢のある黒地に和柄の印刷がおすすめです。

漆塗りや金箔、銀箔などの伝統工芸を思わせるデザインを表現することができます。

最新のデジタル機器で伝統工芸風な表現できます。



色々と試してみた結果がこちらです

”金”魚はちょっと黄色味を足してみたところ、かなり金色再現度が高くなりました。

下地の色や周りとのバランスでも大きく変わってくるので色の調整も難しく、面白いところです。

印刷してみると、違った発見があります。




他にも朱塗りに金なんかもかっこよさそうですね。

あとはメタリックブルーなどの他のメタリックカラーに見える色を求めて見るのも良いかも知れません。


皆さんもぜひ、メタリック風印刷を試してみてください。

参考にしてくれた記事

記事が登録されていません。
この記事を参考にして、新しく記事を投稿しよう!

違反について