UVプリンタで使ってはいけない素材① 反射素材

UVプリンタで使ってはいけない素材① 反射素材

chiba
chiba (ID3521) 2016/11/21
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スタッフは機材を故障から守るのも仕事になります。しかし、いくらメンテナンスをしていても間違った使い方をしてしまうと機械は壊れてしまいます。

いつもはこんな使い方が出来るよ~という記事ばかりだったので、今回はあえて逆をいきます。
皆さんにも知ってもらいたい、やってはイケナイ使い方、原理をお教えします。


というわけで、今回は、反射素材についてのお話です。

UVプリンターには使用できない素材が何種類かあるのですが、中でも光を強く反射する素材は機械に致命的なダメージを与えてしまうので、印刷は出来ません。

Why

そもそも、UVプリンタはノズルから噴射した紫外線硬化インクをUVランプ(紫外線)で固めることで、材料の表面に硬化したインクの膜を作って印刷を行います。

その性質と構造上、インクヘッドからインクを噴射してすぐにUVランプでインクを固めなければなりませんので、インクヘッドのすぐ脇にUV照射用のランプがついています。


鏡やステンレスなどの反射の強い素材へ印刷されるとUV照射用ランプからの紫外線が
素材表面で強く反射します。

反射した先に何があるのかというと、インクを噴射するプリントヘッド(インクノズル)があります。

インクノズルには当然、紫外線硬化インクが付着していますから、素材から紫外線が反射してノズルに当たると、そのインクは固まってしまいます。


固まってしまうと、当然ながらインクが詰まってしまい、印刷が出来なくなります。

こうなるとプリントヘッドユニットの交換となり、高額、大規模な修理が必要となってしまいます。

(だから、絶対にやらないでね・・・)


どうしてもUVしたいんですという場合


表面をヤスリなどで光沢がなくなるまで削る等の処理をして、UVランプからの紫外線が強く反射しないように処理をしてから印刷を行って下さい。

やすりがけのほかにはサンドブラスト等による表面処理もOKです。
サンドブラストすると光が乱反射して光沢が鈍くなります。
こんな感じ↓

光が乱反射する場合は、ノズルに当たる光が減衰するので光沢が強くなければ大丈夫です。




というわけで、機材は使用方法、加工可能材料等を守って正しくお使いください。

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