アーリー・スタートアップが挑んだ3ヶ月間の成果 −− DMM.make AKIBA Open Challenge 3 Demo Dayレポート

アーリー・スタートアップが挑んだ3ヶ月間の成果 −− DMM.make AKIBA Open Challenge 3 Demo Dayレポート

DMM.make AKIBA
DMM.make AKIBA (ID4043) 公認maker 2018/07/18
0

個人や団体が開発するプロダクトのアクセラレータープログラム「DMM.make AKIBA Open Challenge 」第三期が、4月〜7月のおよそ3ヶ月間で実施されました。そこで採択された7チームの先端技術によるプロダクトの発表展示会「Demo Day」の様子をお届けします。

2018年7月10日、DMM.make AKIBAでアクセラレータープログラムに採択された先端技術によるプロダクトの発表展示会「DMM.make AKIBA Open Challenge 3 Demo Day」を開催しました。

今回で第3回目となる発表展示会、毎回メーカー、VC、投資家、メディアなど多くの方にお越しいただき注目を集めています。サポーター企業に富士通クラウドテクノロジーズ株式会社、株式会社DMM.comがはいり、全7チームのプロトタイピングやビジネス設計を3ヶ月間サポート、その成果がお披露目されました。

1. TOLETTA(トレッタ)

猫好きが集まって開発しているという「TOLETTA(トレッタ)」は、健康管理ができるIoTねこトイレです。ねこが毎日使うトイレをモニタリングすることで、ねこの死因トップである腎不全(慢性腎疾患)を早期発見につなげることを目指し開発されました。
ねこに負担なく、腎不全の初期症状である 多尿・体重減少を毎日アプリからかんたんにチェックすることが可能です。さらに、搭載されたカメラによってねこの顔認証をおこない、多頭飼いの場合でもねこごとの体調管理を実現しています。初期費用は無料で、月額500円(税別)からサービスを受けることができます。7月14日〜21日までプレオーダーを受け付け、8月8日(世界ねこの日)から販売開始を予定しています。

[団体名] 株式会社ハチたま(代表:堀 宏治)
[Web] https://toletta.jp/

2. Dioptric Art(ジオプトリックアート)

「Dioptric Art(ジオプトリックアート)」は屈折光学を応用したレンズを用いたアート作品生成サービスです。レンズに凹凸の模様をつくりだし、それを通して壁や机に光をあてると、光の位置によってまったく異なる印象の図形が映し出される光の屈折を利用したアート技法を用いることで、コップのコースター、イヤリングなどの作品を作ることができるほか、教育用具としても研究が進められています。
専門の知識や技術がなければ生成することが難しかった専用レンズを、ベクターデータから誰でもかんたんにこれまでにない新たなカメラやセンサー、アート作品を生成できることを目指して、サービスを構築しています。

[団体名] Dioptric Art Lab(代表:西川 隆介)
[Web] http://dioptric.art

3. hackfon(ハックフォン)

Yahoo!Japan Hackday 2017にてHack Awardを受賞、そしてindigogoでクラウドファンディングを達成した「hackfon(ハックフォン)」は、アナログ電話を、ライトやエアコン、掃除機などIoT製品を操作できるスマートIoTリモコンに変えるデバイスです。
既存の電話機にデバイスを取り付け、各番号ボタン単体やその組み合わせに応じて、ボタンを押すだけでWi-Fiに繋がるIoT製品のコントロールが可能です。近年様々なデバイスが増えたことでインターフェイスも多様化してきましたが、なかなかそういった側面にすべての人がなじみにくいのもまた事実。ですが、このデバイスをもちいると昔から使ってきた電話機によって、電話をかけるように数字ボタンを押すことで思い通りにデバイスを操作することができます。これまでは人とつながっていた電話機は、今度は様々なIoTデバイスとつなぐ架け橋となっていきそうです。

[団体名] FutuRocket株式会社(代表:美谷 広海)
[Web] http://www.futurocket.co/

4. しっぽコール

「しっぽコール」は、女性が不安に感じるとき、気軽に作動することができるIoT防犯バッグチャームです。年間約700件の強制わいせつがおこっており、その他ひったくりなどの夜道に起こりえる危険の被害者の9割は女性だとの調べがでているそうです。女性が夜道への不安を減らし、楽しくオシャレに歩けるように、しっぽコールによる見守りサービスが開発されました。リスクマネジメントには、未然に防ぐリスクコントロールと起きてしまったときに対応するクライシスマネジメントがあり、しっぽコールでは不安を感じた時に気軽に着信音を鳴らせる機能と、何かが起きたときにすぐに通報できる機能を搭載することでどちらのパターンにも対応しています。
今回のDMM.make AKIBA Open Challenge 3では、実証実験が可能になるMVPの開発を行いました。今後製品化に向けユーザーテストを続けながら改良を重ねて2019年春頃に発売を目指していくそうです。

[団体名] しっぽコール(代表:奥出 えりか)
[Web] http://www.shippocall.com/

5. スマート歯ブラシ

「スマート歯ブラシ」は、口腔内の状態を知ることができる歯垢検出機能付き歯ブラシを用いたヘルスケアサービスです。歯ブラシ先端の撮影窓から得たデータにより、連携アプリから口の中を直接確認できます。またその映像から、目では見えない歯垢を色と数値によって表示、通常の歯磨きだけでは知覚するができない磨き残しをなくすことが可能です。このデバイスによって確実な歯垢除去をサポートし、口腔内病気の先にある糖尿病などの生活習慣病を予防し、健康で長く生きる人生100年時代に必要なサービスを提供します。

[団体名] 歯っぴー株式会社(代表:小山 昭則)
[Web] https://plaque-detection.jimdo.com/

6. Smuzoo(スムズー)

共働き夫婦など、忙しい家族内で誰か1人に家事が偏ってしまわないように、また家事をやってくれた人の頑張りが見えるようにと開発されたのが家事管理サービス「Smuzoo(スムズー)」です。家事分担の際に課題となる家事負担の夫婦間ギャップを、ルール・ノウハウ・実施状況の見える化によって解決し、よりスムーズな家事を行うことが可能です。
さらに、連携するケーブルリールデバイス「Plugyutory(プラギュトリー)」を用いることで、家電の利用状況から、いつどのタイミングで家事が行われたかを自動でログをとることができます。今後、様々な形で家事のログを取りやすくする連携デバイスの開発も考えているそうです。

[団体名] Tanookith 株式会社たぬーきす(代表:吉田 寛)
[Web] http://tanookith.com/

7. parasolu lig(パラソル リグ)

小型でどこでも使いやすいマイニングリグ「parasolu lig(パラソル リグ)」は、自宅だけではなく研究室や企業などの余ったスペースで活用してもらうことを目指したプロダクトです。
既存のフレームは大型のものが多く、場所をとるため設置するのにも様々な検討が必要でしたが、小型で性能の高いマイニングリグによって、各施設のスペースの有効活用を狙って開発されました。

[団体名] 株式会社Parasolu (代表:仁田坂 淳史)

このDMM.make AKIBA Open Challenge 3での成果をもって、プロダクトの実証実験、さらなる開発、また量産に至るきっかけを各チームつかむことができたのではないでしょうか。それぞれが次のステージに向け、熱意をもってきもちを改に頑張っていく、という様子が伺えました。

引き続き、このプロジェクトを通して多くのプロダクトが世の中に広まる場となっていくよう、運営チームをはじめDMM.make AKIBA全体でフォローアップしてきます。

[ DMM.make AKIBAについて]
株式会社DMM.comが運営する「DMM.make AKIBA」は、ハードウェア開発・試作に必要な機材を取り揃えた「Studio」、シェアオフィスやイベントスペースなどビジネスの拠点として利用できる「Base」で構成された、ハードウェア開発をトータルでサポートする総合型のモノづくり施設です。

>>DMM.make AKIBA ホームページ
>>DMM.make AKIBA 公式Facebookページ

・DMM.make AKIBA Open Challenge
プロトタイプをさらにレベルアップさせたいチームを、技術やビジネスに精通した企業が3ヶ月間サポートするプロジェクト。
・DMM.make AKIBA 企業向けIoT人材育成研修
IoTを語れる、活かせる即戦力の育成をサポート。企業の経営者やそこで働く皆さまが、IoT技術を「自らのビジネスに応用させる」ために必要な知識を得る機会を提供します。

●DMM.make AKIBAに関するお問い合わせはこちら

参考にしてくれた記事

記事が登録されていません。
この記事を参考にして、新しく記事を投稿しよう!

違反について