移り変わる食とテクノロジーを結びつける、キユーピー株式会社コラボアイディアワークショップ — IoT女子会イベントレポート

移り変わる食とテクノロジーを結びつける、キユーピー株式会社コラボアイディアワークショップ — IoT女子会イベントレポート

DMM.make AKIBA
DMM.make AKIBA (ID4043) 公認maker 2019/08/20
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【IoT女子会とは】
DMM.make AKIBAが主催する「IoT女子会」は、IoTのことをもっとよく知りたい!関わりたいと考えている女性のためのIoT関連イベントです。これまでに、海外でのIoT事情紹介トークイベントや簡単な電子工作、アイデアワークショップが開催されています。今回は、第7回「2030年の食生活を支えるサービスを考える!女性限定アイディアワークショップ with キユーピー」のレポートをお届けします。
https://iotgirl7.peatix.com/

2019年7月13日(土)、IoT女子会第7回目となる「2030年の食生活を支えるサービスを考える!女性限定アイディアワークショップ with キユーピー」を開催しました。今回は、調味料や加工食品だけでなく、ファインケミカル分野、物流分野まで幅広く暮らしを支えるキユーピー株式会社(以下、キユーピー社)とコラボした「食」をテーマとしたアイディア創発イベントです。

先端テクノロジーを食へ活用

これまで「当たり前」だったものが先端テクノロジーの活用によって大きな展開をみせているのは食の分野でも例外ではありません。そうした現在の食とテクノロジーについて紹介したのは、DMM.make AKIBAエヴァンジェリストの上村遥子さんです。

DMM.make AKIBAエヴァンジェリスト 上村遥子さん

例えば料理を作るためのレシピ探しも、本からWebに移行し、さらに文字や写真だったものが今は動画が主流となってきています。また出前という概念を大きく変えたのは「Uber Eats」です。これまでは出前というと店舗側が配達まで対応していなければならなかったが、配達人と配達してほしい人のマッチングをすることで、これまでとはまったく異なる出前体験が可能となりました。

食とテクノロジーの活用について、参加者も熱心にメモ

また日本ではこれから波がくると言われている昆虫食は、栄養価が高く飼育の手間が少ないため食料問題を解決し、健康的な生活を効率よく営むために世界で注目が高まってきています。最近では、秋葉原に女性向けの昆虫食自動販売機が設置されたことも話題です。
その他にも、スーパーで消費期限間近の余剰在庫を購入できるスマート冷蔵庫や、遺伝子から個々の体質にあわせた食料を提供するサービスなどが出てきています。

2030年、1人ひとりに寄り添うための食のサービスとは

今回のイベントのテーマ「2030年の食生活を支えるサービスを考える」は、キユーピー社の掲げる2030ビジョンに基づくものです。2019年にキユーピー社は創業100周年を迎え、2030年に向けての長期ビジョンが策定されました。「食を笑顔で キユーピーと。」を軸として、食品メーカーから食生活メーカーになっていくために、1人ひとりの食生活に寄り添うために、どんな食のサービスが必要なのか。それをIoT女子会を通して消費者目線で考えるとどのようなアイディアが出てくるのでしょうか。

キユーピー株式会社 経営推進本部 経営企画部 事業企画チーム 竹内綾子さん

「食」と一言で表してもその切り口は数多く存在し、内食・外食に限らずわたしたちの生活を取り巻いています。キユーピー社の有名な製品といえばマヨネーズやドレッシングですが、そうした調味料は全体売り上げの3割程であるとお話してくれたのは、キユーピー社の竹内綾子さん。調味料以外にタマゴ加工品やパッケージサラダ、惣菜といった食品そのものを扱っているほか、卵の各成分の機能性を広く化粧品・医薬品に使用できるよう有効成分を抽出・精製するファインケミカル事業など、幅広い食関連の事業が行われているそうです。

完全食マヨネーズや謎解きメニュー、ユニークな食への切り口

では、そんなキユーピー社だからこそ、わたしたちの生活にどのような形で寄り添っていてもらいたいでしょうか。アイディア出しを個々で行なったあと、いいなと思ったアイディアに投票し、人気のあったアイディア7つに対してチーム分けを行い、アイディアのブラッシュアップを行いました。竹内さんから聞いたキユーピー社のお話と、上村さんから紹介された食とテクノロジーの知識を活かし、各チームが練り上げたサービスアイディアをご紹介します。

アイディア名:ミニマムジャム
チーム名:ジャムラー
余っている果物や野菜などの食材をジャムに変えてくれるサービス。農家の規格外品やスーパーの余剰在庫、さらに個人の家に余ってしまっている食材を指定の場所に配送すると、その食材でジャムにしてくれて、そのジャムをまた受け取り・購入が可能になる。さらに、パーソナリテイな情報をあらかじめ入力しておくことで、より好みにあわせたジャムを作ってもらえる。

アイディア名:世界を幸せにするPerfectマヨネーズ
チーム名:チームF
食品加工業者で廃棄される殻や皮の部分を活用し、完全食マヨネーズを作り提供するサービス。通常ではゴミとなってしまう素材を完全食に活用することで食品廃棄を減らし、さらに満足に食事をとることができず栄養失調が課題となっている国へ提供することで、社会課題解決への貢献も可能になる。

アイディア名:"ホッと"食卓シェア〜ホログラムでもっと身近に〜
チーム名:愛は食卓に♡
離れて暮らす家族と同じものを作って食べられるサービス。注文すると同じ食材がそれぞれの家に届き、作り方を家族から教わりながら進めることで皆で家庭の味を楽しむことができる。また映像を通して一緒に食卓を共にする擬似体験も可能になる。

アイディア名:キユーピーGO
チーム名:キユーピーGO
食べたものを登録するとアイテムに変換可能なゲーム。好き嫌いの多い子供に栄養バランスよく食べてほしい親が、子供と一緒にゲームを通して様々な料理や食材を食べるきっかけとすることで、食育につなげることができる。

アイディア名:マヨペン
チーム名:実はマヨにが...。
野菜などの粉末をマヨネーズにまぜるカスタマイズマヨネーズお届けサービス。野菜嫌いな子供に、ピーマンやニンジンなどを抵抗なく楽しく食べてもらうきっかけとして、野菜の粉末を混ぜたカラフルなマヨネーズを注文。家に届いたペン型のマヨネーズを使ってお皿のうえで自由に絵を描いて楽しんで食べることができる。

アイディア名:ミステリーメニュー会議
チーム名:ミステリーイーツ
謎が隠された料理ボックスをオーダーできるサービス。「SF世界への招待状」「みんなでワイワイ踊り食い」など、不思議な名前のつけられた料理が入ったボックスが届き、その料理が何を使って作られているのかなど隠された謎を一つずつ解くことで一緒に食べる人たちのコミュニケーションを促進できる。

アイディア名:Myオリジナルスープ
チーム名:ぱるふぇ
自分のその日足りない栄養素が入ったスープを届けてくれるサービス。朝と昼に食べたものをアプリに入力すると、その内容から追加で必要な栄養素の入ったスープが自宅やオフィスに届く。夜ご飯をつくるひまがない忙しい現代人にとって、健康的でかつ手軽にバランスのよい食事が可能になる。

皆さんが「これはぜひ試したい!ぜひ実現して欲しい!」と思ったサービスはあったでしょうか。IoT女子会の参加者からは、普段何気なく接している、当たり前に存在している「食」を見つめ直し、新たなテクノロジーとの組み合わせを考えるいいきっかけになったと満足した声を聞くことができました。

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