オーディオアンプの理想を盛り込んだ結果「それっぽくない」モノが出来上がる

オーディオアンプの理想を盛り込んだ結果「それっぽくない」モノが出来上がる

オーディオ談議を進めていく中で、様々なノウハウを教わった。

「なるほど!」

というものから、

「・・・なんで?」

というものまで、いろいろある。

いくつか盛り込み、形にしてみた。

機器は”1点支持”が良い

オーディオ機器は、概ね4個の脚で支えられている。

ゴムだったり、制振材だったり、凝った合金だったり、いろいろある。
違いがあるから、凝っているのだろう。

が、これは理想型ではないらしい。

床の振動から、可能な限り影響されないために、浮かせ、と。

う~ん。
浮かすのはちょっと・・・。
けっこう困難じゃないか。
安定しないし。

だったら、1点支持が良いという。

1点支持?
どうやってバランス取るのよ?

・・・あ!

やじろべぇ!

たしかに、1点支持だ。

しかし、これじゃアンプにはならんだろう。

・・・ならんのか?

筐体は硬い方が良い

アンプの筐体は、しっかりしていなければならない。

DIY的には、タッパーだって使うが、高い奴は何やら厚手の板、銅板だったり制振板だったり、頑丈である。

硬い筐体。

叩いてもカンカン響かず、ズッシリと重く。

一点支持出来る硬い筐体

用意してみた。

チーズ管である。

非常に硬い。

伊達にホームセンターを徘徊しているわけではない。
非常に適した筐体を用意出来た。

そして、この中に収まるオーディオアンプIC一式も用意した。

この中、か・・・。

回路はシンプルに最小限が良い

モノラルアンプICに極力部品を直付けする。

基板は思い切って無くす。

アンプの外も中も、余計な振動が起きないようにする。

チーズ管の中に、アンプICが収まった。

LEDが見えるが、これは音質ではなく、好みの問題である。

配線は細い方が良い

太くて高いケーブルが崇められる世界で、これはかなりイレギュラーだ。

しかし、無駄に太い配線は要らない。

電源やスピーカーのケーブルは0.2sqのライカル線を用いた。

そして、ライン信号は、80ミクロンのリッツ線を用いた。

太く見える線でも、0.2sqである。

80ミクロン線は・・・見えます?

青い線。
チョロッと出てるの。

子供の髪の毛ほどですかね。

カップリングコンデンサを装着し、配線作業も大詰めである。

私のデジカメでは80ミクロンの配線がきちんと写らない。

こんな線を、ピンセットとハンダコテとハンダを持ちながら、配線する。

手は2本しかない。
ナゾ作業である。

この作業は、ストレス耐性を試すのには非常に適した作業だ。
手元にあるいろんなモノを投げつけたくなる。

オシロスコープとか、
直流定電圧電源とか、
万力とか。

これらを投げようとすると、腰を痛める。
行動に移さないよう、セルフコントロールが大事だ。

通電テスト

通電テストを行う。

”わけがわからない感”

が漂う。

これが

”やじろべぇなアンプ”

になるのだろうか?

想像力が豊かなDMM.maker読者には必要無いと思ったが、断面図をせっせと用意したので載せてみる。

そう、棒を突っ込むのである。

棒もホームセンターで発見してある。

ホームセンターは素晴らしいのだ。

見慣れぬ物体ですが、ザツキボルト、といいます。
座付きボルト。

建材ですね。

先端は、どこのご家庭にもあるグラインダーで削ります。

尖らせればOK。

そして、挿す!

やじろべぇです。
1点支持です。

どうしても操作しなければならない電源スイッチとボリュームは分離しましたが、
本体は
ゆら~ん ゆら~ん ぶら~ん ぶら~ん ♪

青いLEDの光が、怪しさを引き立てます。

音質としては、必要がありません。

そういうものでは無いのです。

「光れば正義」

なのです。

「Maker Faire Tokyo 2012」でお披露目

反応を見るべく、公の場に出してみた。

「Maker Faire Tokyo 2012」という、比較的理解者が多い場を選んでみた。

が、音モノ系で騒然とする場内で、

「音のクオリティ」

という肝心な部分については、まったくアピールが出来なかった。

が、何人かは”共感”してくれたので、OKとする。

で、音は良いの?

繊細でヴァイオリンの響きが気持ちよく、それでいてウッドベースの弦の擦れ具合や演奏者の息づかいまでもが、まるでその場にいるかの如く目の前に拡がる。

(以下、ポエム略)

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