[1] プロ向けBeagleBone Black用ケース"BeagleBone Black Box"

[1] プロ向けBeagleBone Black用ケース"BeagleBone Black Box"

kinneko
kinneko (ID379) 2014/04/26
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名古屋の老舗Linux応用技術集団「シリコンリナックス」が、BeagleBone Black用のケースを出した。

その名も、BeagleBone Black Box。略してBBBBだ。

もちろん、彼らの作るものなので、ただのケースということはない。ちょっと変わったCape基板がセットになっている。

値段も含めて、ただのケースではないので、どちらかというとプロ向けのケースです。

BBBBの外観

まずは、BBBBの外観を見てほしい。

一般的なBBB用の金属ケースに比べて、倍くらいの高さがある。

ケースそのものはアルミ製なので、思ったより軽い。


前面には、LEDが3つ、プッシュボタンが2つ、USBポートが2つ、20ピンの汎用拡張ポートが1つついている。

BeagleBone Blackで残念なのは、USBホストの口が1つしかないことだ。無線LANやBluetoothなどのちょっとした拡張をするときには、USBで行うことになるので、基板にポートが1つしかないと、キーボードなどと共存できず、USB HUBを用意することになる。

BBBでは、まずこの2つのUSBポートで、その問題を解決している。

ボタンや拡張ポートについては、別の記事で使い方などを触れる予定なので、ここでは細かく触れない。

※ 写真では左側側面に角穴があいているが、これは製品版にはない。BegaleBone BlackからHDMIケーブルを生やすために、今回特別に穴をあけてもらったものだ。

右側面には、さらに2つのUSBホストポート、4つのDIPスイッチが拡張されている。

また、もともとのBeagleBone Black基板に付いている、有線LANのポート、5V電源、USBデバイスのポートが出されている。

底面には、4つのシリコン・ゴム足と、5つのネジが見える。

ネジの頭まで塗装されている。これは、そこまでやらなくてもよさそうな気もする。

BBBBを分解してみる

背面のゴム足のないパーツ部のネジを1つ外すと、前面と上面をカバーしているフタを外すことができる。

上にBBBが乗っているのがわかる。通常のCapeと違って、BBBBのドータボードは大きめに作られている。

※ この特長はHDMI穴あけ版だけだそうです。通常の製品版は、USBコネクタで接続されているので、脱着可能です。

ドータボードとBBBは、BBBの拡張コネクタだけでなく、USBコネクタの根本にハンダ付けされているケーブルで接続されている。

BBBを単体で取り外しできなくなってしまうのが残念な仕様だ。

試作の時に、このようなハンダ付けなしに使えるようにしてほしいというリクエストを出したのだが、USBコネクタからケーブルと出すと、HDMIコネクタと干渉してしまうということで、このような仕様になったようだ。(しかし、一般用ではHDMIコネクタは使える穴があいていないので、ちょっと意味がわからない説明だとは思う。)

これもプロ向けと判断する理由の1つだ。

USBコネクタから、銅板がベロンと出ているのが気になるが、これはシャーシアースである。

基板は、樹脂の足で固定されているので、シャーシにアースは通っていない。そのため、別にアースされているというわけだ。

こういうところが配慮されているのもプロ向けという理由の1つだ。

ただ、シャーシはアルミで、表面が絶縁のアルマイトなので、有効性については疑問が残る。

組み立てるときには、少し注意が必要だ。

さらに、背面の残りの4つのネジを外すと、基板とケースを完全に分離できる。

オプション品

BBBBのオプション品は、ACアダプタ、microHDMIケーブル、シリアルコンバータ、USBシリアルコンバータなどがある。

製品には、標準では付かないので、これらを買うか、自分で調達する必要がある。

お値段

ケースと子基板で14,800円。BeagelBone Blackは付かない。

5V / 2Aアダプタは、1,000円。

3線式デバッグ用シリアルコンソールケーブル、1,500円。

拡張GPIO端子デバッグ基板、5,000円。

ホビーにはやっぱり高いかもしれないですね。

さて、次回は...

次回は、子基板の内容と、その特殊な機能の使い方などを解説したい。


最後に、このdmm-make.comの編集UIの糞さにメゲました...
なんとかしてくださいよ。
何か書くためのUIじゃないですぜ。
ヒドすぎ。

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