おっさんと海と電子工作(1)「LED瓶を水中に沈めよう」

おっさんと海と電子工作(1)「LED瓶を水中に沈めよう」

まきの さとる
まきの さとる (ID189) 公認maker 2014/06/19
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工作好きに目をつけられまして、書くことになりました。
「ですが、本業は釣り師です」と自己紹介する程度に釣りバカです。

「これなら作れそう(かも)!」 ぐらいのネタを中心に書きたいと思います。
のんびりとおつきあいくださいませ。

写真はiPhoneで撮ったもんだからあまり綺麗じゃないのですけど、実際にその目で見て欲しい。
こんなふうにプランクトンや小魚が寄ってきて、面白いですよ~。
ぶっちゃけ、防水の懐中電灯にヒモをつけて暗い海に放りこめばいいんですが。
いや、違う! そうじゃなくて!
作って持って行くところが大事だと思います。

これで爆釣

暗い海中に光があるとプランクトンが集まってきて、それらを食べる小魚ちゃんやエビちゃんが集まって来るのです。そのエビや小魚を食べに大きな魚も集まってくる(かもしれない)のです!
コレで爆釣(ばくちょう)間違い無しだッ!

……と言いたいところですが。
釣りをはじめとする遊漁行為で集魚灯などの照明器具を使うことが禁止されている地域があります。
関東では東京・千葉・茨城が、関西では岡山、広島、香川が使用禁止。残念だ。

※詳しくは水産庁の以下のページを参考にしてください
http://www.jfa.maff.go.jp/j/yugyo/y_kisei/kisoku/todo_huken/

上記理由もあるので 「プランクトンや小魚ちゃんを観察しましょう!」程度にしておきます(弱気)
「集魚灯はクラゲだらけになるよ」なんて話もありますが、いやいや、それだって素敵な光景じゃないですか。

というわけで、電池でLEDを光らせて、フタが閉まるビンに入れて水中へドボン!
そんな感じで行きましょう。

買ったもの

LEDユニットは好きなものを選べば良いと思います(写真右上)
入手しやすいものはだいたい車のバッテリー電圧(12V)に合わせて作られているものが多く、あらかじめ電流制限抵抗もついています。

昇圧電源モジュール(以後「電源モジュール」、写真中央)は、電池4本で12VのLEDユニットを光らせるなら必須です。単3電池×4本なら100円ショップで買いやすいし経済的ですよね。
電圧調整が出来るので、LEDの明るさが調節出来るというメリットもあります。

ユニバーサル基板(右下)は加工するので、紙エポキシがオススメです。ガラスの入った基板は固くて加工しづらいというのもありますし、含まれているガラス繊維が飛び散るのもよろしくないと思いますので避けましょう。

ビンは写真のような取っ手がついたものが良いと思います。
大きいのや小さいのがありますが、「フタがきちんと閉まる」が超重要になります。
なんせ、水の中に投げ込んでしまうのですから。

ロープは洗濯用が入手しやすいですね。
長さは5~10mぐらいないと、海に投げ込むとしたら足りないかもしれません。

1. 白色LEDユニット OSPRO2W1-W44LS1C1A… 1個 600円(秋月電子)

2. 昇圧型DC/DCコンバータ 5~25V可変出力電源モジュール… 1個(秋月電子)

3. 片面紙エポキシ・ユニバーサル基板… 1個 70円(秋月電子)

4. 電池ボックス 単3×2本 プラスチック ピン付… 2個 80円(秋月電子)

5. 基板用 トグルスイッチ ※2ポジションタイプ… 1個 70円(秋月電子)

6. ピンヘッダ オス L字 40P… 1個 50円(秋月電子)

7. ジャンパーピン 2.54mmピッチ(25個入)… 1個 100円(秋月電子)

8. ピンソケット 1x5 (2x5を使っています)… 1個 20円(秋月電子)

9. 耐熱電子ワイヤー AWG 24  2m×7色 (配線用)… 1個 480円(秋月電子)

10. スズメッキ線 0.6mm 10m (基板配線用)… 1個 200円(秋月電子)

11. スポンジゴム 粘着付 10x30x300… 1個 178円(ホームセンター)

12. フタがきっちり閉まる取っ手つきの瓶… 1個 108円(100円ショップ)

13. 洗濯ロープ 5~10m ※水に濡れても大丈夫なもの… 1個 108円(100円ショップ)

14. 単三アルカリ乾電池 4本… 1個 108円(100円ショップ)

こうやって表にしてみると、けっこういろんな材料が必要になりますね。

こんな感じで作りました

「瓶に入れてフタがしっかり閉まる」が大前提なので、コンパクトに作る必要があります。
ユニバーサル基板を土台にするのが基本で、あとは「こうすれば入るかな?」って試行錯誤をしながら作っています。

以下の写真と手順は作る際の参考になればと思います。ただ、せっかく自作するのなら、ちょっと作り方を変えてみたりするのも良いかと思います。

では作っていきましょう。

1. ビンの中に入る大きさにユニバーサル基板をバキバキと折ります

最後にやすりがけしておきましょうね。

2. 電池ボックスのピンを曲げて、基板にさしこんでハンダづけで固定

3. 電源モジュールをコンパクトに

電源モジュールは部品の背が高くなっちゃうので、半固定抵抗は寝かせました。
スイッチはいつも同じ位置で使うもの※ なので、ジャンパに変更しました。
(※昇圧モジュールのスイッチはあくまでも動作選択であって ON/OFFではありません)
基板への取付けもL字のピンヘッダとピンソケットにしました。

4. ユニバーサル基板の配線はこんな感じ

ユニバーサル基板の配線はこんな感じです。
電源モジュール①②の配線が少し内側に伸びているのは、より電流が必要なLEDを使う場合に電解コンデンサ(電源モジュールに付属)を追加することを想定しています。今回は使いませんでした(忘れてた)。

5 . スイッチとピンソケットの取り付け

6. LEDユニットを接続

電源モジュールのボリュームを調整して、熱くならない程度の明るさにします。
2〜3分点灯させて、じんわりと暖かいかな?ぐらいが良いかと思います。

7. LEDユニットの裏にスポンジゴムを貼る

LEDユニットにスポンジゴムを貼って、電池の隙間にスポっと挟めるようにしました。

中身はできあがり!

昇圧電源モジュール無しの電池6本バージョン(左)も作ってみました。
右側の電池4本+昇圧電源モジュールバージョン(右)と比べると少し暗めです。
(※LEDユニットの電流制限抵抗をかえれば明るくなりますが自己責任で!)
コレはコレで予備として活躍してくれるでしょう。

8. ロープを取り付ける

ビンのフタの取っ手にロープを通す穴を開けます。

ロープは穴に通す前に結び目をひとつ作っておいてから通します。

あらかじめ作った結び目を通して、その先で結び目を作ります。
あとは引っ張ればOK。

9. LEDを瓶に入れて完成

完成!

さあ出かけよう

LED瓶をリュックに入れて向った先は三浦半島。
もちろん釣竿とクーラーも忘れずに持って行きました。

GoProで水中映像も撮ってみたくて、こんなものも作って持っていきました。

向った先は三浦半島の間口漁港。

暗くなってきたので、さっそく沈めてみました。
ためしに電池6本バージョンを落としてみるとそのまま沈んでいきます。

10mのロープだったので、深いところまでそのまま沈めておきました。
しばらく見ていると、なんだか暗くなっていく・・・ような・・・
タコがくっついたかな?(※実際にありうる話)

引き上げてみると・・・ まあ、星屑のようにボンヤリ光ってるわあ・・・
じゃなくて! 浸水してた~!!

水圧に負けて瓶の中に海水が入ってきてしまったようです。
このあと電池を抜いて、コンビニに行って海水を洗い流しに行ってきました。

・・・。
はー。
あまり沈めないほうが良いみたいですね・・・。

気を取り直して、GoProをつけたほうを沈めてみました。

さあこい。
電池4本+昇圧モジュールのほうは軽いので水面に浮くのですが、GoProが重くてバランスが悪かった。
ここは今後の改善点ですね。

小さいプランクトンはすぐに集まって来て、大きめの虫っぽいものも集まってきました。
iPhoneの写真だとあまり見えないんですが。

しばらくすると小魚も集まってきました。
LEDの明かりを反射して虹色に光ってる!
iPhoneの写真だとわからないけど。

というわけで、GoProで撮影した動画がこちらです。

http://youtu.be/vTLD4l82vS0

ほら、面白そうでしょ!?

電池4本バージョンは、浮かんでいたので浸水もありませんでした。

トラブルがあったせいですっかり遅くなってしまって、この日は釣りをしている時間がありませんでした。
残念~

また次回。

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